サービスは事前に価値が分からない、中小企業診断士は自分の価値を示す必要がある

中小企業診断士として差別化しなくてはならないと言われることが多いです。ただ、差別化の前に中小企業診断士の存在をアピールしていかないとならないと感じてもいます。

中小企業診断士は分かりづらい資格

中小企業診断士という資格は最近になって少しは知られてきましたが、まだまだマイナーです。弁護士や税理士といった資格であれば、大抵のひとは知っています。

残念ながら、中小企業診断士という資格を知っているのは金融機関にお勤めの方、キャリアアップや自己啓発に興味のある方、公的機関でサポートを受けたことがある方くらいでしょう。

自分が大学院に行ったときには既に独立開業していたのですが、教授から「資格マニア」とバカにされたくらいです(自分の職業を思い切り否定されたようで悲しかったですが)。

 

中小企業経営者にとって不可欠の存在になることが必要

世の中には会社が600万社ほどあり、その大半は中小企業、零細企業であると言われます。また、個人事業者もいますので、スモールビジネスは沢山あります。ただ、そういった経営者の多くは中小企業診断士を頼ることがありません。

創業の時に融資を受けるために「創業計画」を書いた方であれば、公的機関を通じて中小企業診断士との出会いがあったかもしれません。しかし、そういった計画を書かずに起業する方も沢山いますので、計画作成の必要性を感じていない経営者も沢山います。

 

中小企業診断士は、経営者と成長戦略を描くのが仕事です

先日、事業計画のサポートをして欲しいという案件があり、問い合わせに応じて説明していたら「金払うのに、なんで自分が計画を書かなきゃならないのか」と言われました。実際には、かなりのアドバイスをさせていただき、いくつかの選択肢の中からご自身で方向をきめてもらうのですが、丸投げしたいようなことを散々言われました。

ただ、会社の将来を決めるのは経営者の仕事です。どのように将来の計画を実現させるのかを考えてサポートするのは中小企業診断士の役割です。弁護士さんも税理士さんも重要な役割ではありますが、会社を成長させようと思ったら、経営者が未来の戦略を描けるようサポートすることも重要な仕事です。

 

全国に600万社あると言われる中小企業、今後も多くの経営者のお役に立ちたいと考えています。ご相談がありましたら「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今日はお休みのはずが、ガッツリと仕事することになってしまいました。仕事が出来るのが幸せだと思いますので、頑張りました。