交際費を使う感覚〜個人事業とひとり社長の違い

フリーランスとして開業してから長く経つのですが、会社にしたことで交際費の感覚が変わりました。事業につながる交際についてはどんどん交際費として計上するようになったのです。

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交際費について

交際費は事業に必要なお付き合いを事業の経費として計上するものです。個人事業でも中小企業でも損金として計上できるのですが、会社にしたことで感覚が変わりました。

 

個人事業の交際費

個人事業は売上から費用を引いたものが自分の所に入ってきます。そのため、不要な経費は削ろうという感覚になります。交際費として費用計上できることができるのですが、そもそも費用を使わなければ手元に残るという考えになりがちです。

 

ひとり社長の交際費

会社組織にしていると、経営者一人の会社であっても、事前に決めた給料以外は社長の懐には入ってきません。会社のお金と個人のお金を厳密に分けて管理しているからです。そのため、普段の小遣いには限度があるのですが、交際費にすることで、自分の小遣いでなく会社の費用でお付き合いができるのです。

お付き合いといっても、自分の嫌な付き合いを強制されることはありませんので、結果的に自分自身も楽しめることを会社費用にでき、自分の小遣いを使う必要がないのです。

 

交際費は必要な経費

自分は個人で仕事をしているときには交際費はあまり使いませんでした。周りと飲みに行っても、割と費用計上をしていませんでした。

会社にすると、自分の給料は予め決まっていますので、頻繁に周りとのおつきあいをすると自分の小遣いが追いつかず、会社の経費にすることにしました。

その結果、周りとのおつきあいが密になり、仕事の話につながる機会が増えてきました。

自分のような専門的なサービスの場合、仕事は周囲からの紹介から発生する割合が高いです。周りから仕事の引き合いをもらうためにも、お付き合いを深めることは仕事につながっていきます。

 

自分は外でお酒を飲むのはそれほど得意ではないのですが、交際費を使ってお仕事につなげていこうと思います。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

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・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

交際費を使うことができるのも仕事が順調だからです。交際費を出す余裕があることはありがたいことだと思います。