中小企業診断士、FC×事業計画作成支援コンサルタント山下です。
スモールビジネスのサポートをしています。
スモールビジネスをしていた父のケース
スモールビジネスの経営者として、自分が原点にしているのは父親です。父は小さな自動車整備業を営んでいて、40年にわたって経営していました。仕事と趣味が一体化していて、仕事=人生のような人でした。高度成長期の時期は自動車に乗る人も増えていましたし、昔の自動車は壊れることが多かったので、父のように商売っ気のない人でもいつも忙しそうでした。
ただ、バブルがはじけた辺りから、風向きが変わったようで、だんだんと怪しい商売になっていきました。
・中古車オークションで利幅を抜く
・ネットに様々な自動車パーツを出品
・事故車両の修復歴をごまかして販売
・程度の良くない車を仕入れて、整備しないで現状販売 など
スモールビジネスには相談相手がいた方が良い
今思うと、父には相談相手がいませんでした。どこに行っても「社長!」といわれるので、つい格好つけてばかりで、だまされていたケースも多かったようです。羽振りがよかったころ、高く仕入れた車を安く販売したり、ずいぶん手間をかけて修理した車を安く買いたたかれたりということが多かったと離婚した母から聞きました。
ワンマンで周りの言うことを聞かないので、従業員が長続きせず、周りに相談することは無かったのですが、その結果は、法人税や資産税をずっと滞納して、亡くなった時は巨額の滞納がありました。
今は中小企業診断士としてサポートする立場ですが、当時はサラリーマンで経営の事も分からず、全く助けてあげることもできませんでした。ただ、今になって感じるのは、経営者のドクターというかサポーターとしてお手伝いできれば良かったなということです。
スモールビジネスの相談サービス
自分が提供している経営者サポートサービスの中には、フランチャイズ本部構築のお手伝い、補助金申請、融資のための事業計画作成等がありますが、その他に経営者の意志決定のお手伝いもあります。
このお手伝いというのが実態の見えないサポートかもしれません。ただ、自分の父のように相談相手もいなくて従業員にはワンマンでという経営者は沢山いるのだと思います。近況をお聞きしながら、利害関係のない第三者の立場から客観的な意見を申し上げたり、これまで多くの経営者と接してサポートしてきた経験から助言をしたりという点は経営者にとって必要なものです。
・実は決算書の内容が良く分かっていない
・売上が落ちてきているけど、どうしたら良いかアイディアがない
・新規の集客をするにはどのようにしたら良いのか助言して欲しい
・いつも資金繰りが大変なので助言して欲しい など
他にも多くの悩みがあると思いますが、経営者が孤独に悩んでいることをお聞きし、具体的な取組策をアドバイスします。
当方ではスポットの相談は60分3万円(税別)でお受けしています。何か気になることがありましたらお問い合わせください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
◆自己紹介
私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。また、最近、スモールM&Aのサポートも始めています。
・創業時の創業計画、創業融資獲得
・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します
・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)
・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)
・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画
・ものづくり補助金など、補助金申請
・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)
・スモールM&A(外部への会社/事業売却)のお手伝い
あとがき
早いもので、もう3月です。いまはものづくり補助金の関係で予定が詰まっていますが、4月になったら少し空きそうなのでゴルフの予定を入れました。