プレミアムフライデーがやってくる、メリットがあるのはごく一部か?

今日の新聞に、プレミアムフライデーの旅行消費の押し上げ効果は年に2000億円という試算が出ていました。そんなの関係ないやと思っているのですが、この記事を見て考えてみました。

プレミアムフライデーとは

毎月月末の金曜日の午後は早上がりしましょうというのがプレミアムフライデーの趣旨です。ただ、冒頭にもありますように、旅行しましょうと呼びかけるのであれば、観光産業やエンタメ業界などのサービス業、陸運、空運などはお休みが取れません。買い物に来てくれることも期待出来るでしょうから、流通業も外食も休めません。役所とかも休めるか微妙です。結局、お休みが取れるのは、製造業ぐらいかなと感じてしまいます。

 

みんなで一斉に休む害悪

お休みは業務の都合を見ながら自由に取れる分には良いのですが、上から強制的に休むように言われても、都合が付かないという面もあるのではないかと思います。ちなみに、自分が会社員だったころ、大手にいたときは当然お休みを取りましたが、中小企業やベンチャー企業にいたときは、3連休は逆に休めませんでした。休日出勤自体が珍しくなかったのですが、土日のどちらか1日だけでなく、3連休のうち2日出ると凹みます。

ただ、休みを取ってもどこも混んでいるのでそれほど嬉しくは無かったです。

 

休ませたいなら有給休暇の完全取得を奨励する

3連休のような制度があると、観光客はそこに集中します。宿の料金は上がり、道路や観光施設は大変混み合います。それよりも、法律で定められている有給休暇があるのだから、それをフルに取得させるよう奨励する方が、休暇を取る人が分散するので有り難いと思います。

 

フリーランスの場合

自分のような自由業では、休みは調整することができます。もっとも、週末を含めて何らかの仕事はしていますが、仕事と生活が近いところにある感じで「好きでやっていること」ですので、それほどストレスにはなりません。

美味しいモノを食べて、夜はしっかりと睡眠取ってさえいれば、週末に机に向かうのも特段問題ないです。むしろ、「仕事がなくて」平日に暇している辛さを感じていますので、仕事がない方が落ち着かないです。仕事があることに感謝したいと思います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

プレミアムフライデーといいますが、3連休は多いですし、十分休みが多いと思います。あとは過労死のような劣悪なブラック企業を減らしていくことが重要ではないかと。