中小企業の悩みとサポートについて〜中小企業診断士の役割

中小企業診断士、文字通り、中小企業の経営者の手が届かないところ、普段考えられないことについてサポートするのが仕事です。

中小企業の悩み

普段から中小企業をサポートしていて思うのは、中小企業には十分な経営資源が揃っていないということです。特に大きいのは「カネ・ヒト」です。お金が無くて次のステップに進めない、人材がいないので社長の出来る範囲しか大きくならないというのがよくあるパターンです。

 

成長している企業はお金がない

事業をやっていると、売上を上げようとすると先にお金が必要になります。新しい商品を開発するだけでなく、商品の仕入にも資金が必要です。

例えば、1億、3億、5億と売上が拡大する場合、粗利率が3割とすれば、仕入に7,000万円、2.1億円、3.5億円と必要になります。先に仕入をしないと売れませんので、売上が実現し、入金されるよりも前に仕入代金が必要になるのです。

 

経営者の右腕がいないケースも多い

社内では強気に振る舞っている経営者であっても、お金のことや今後の事業のことを相談する相手がいないというのも良くあります。完全な上下関係の部下に対しては、「お金がない」という相談をすることはできません。また、誰かを抜擢する話にしても、それによって報酬の格差が出ますので周囲には相談できないというケースも聞きます。

右腕になるような人がいれば良いのですが、相談相手がいない場合は、全てを社長が考えて決済する必要があります。その場合も、会社の成長には限度があります。

 

中小企業診断士の役割

自分の会社は3つのM(マネジメント、マーケティング、経営者のマインド)をサポートしようと思って命名しています。経営者にとっての外部にいる参謀という位置づけです。

もちろん、参謀になるためには会社の実情を学ばせていただく必要があります。一番手っ取り早いのは事業計画を一緒になって作成する事です。計画を作る際にいろいろとヒアリングをし、具体的なアクションプランも作りますので、そのプラン通りに行くようご支援させていただきます。

 

今後の事業の発展のため、外部の参謀=中小企業診断士を有効活用してみませんか?常駐のスタッフを雇うのに比べればずっと安価で面倒が無いと思います。要らなくなれば契約を切れば良いし、事務職を雇うよりも安く済みます。お問い合わせなどがございましたら会社のフォームからお願いします。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

泊まり込みで行っていた研修の仕事が小休止。一旦帰宅できました。来週から同じ仕事が続きます。