4月の新車販売台数トップはトヨタのC-HR〜SUV初の快挙

たまに自動車業界のレポートも書いていますので、自動車関連のニュースで感じたことを記します。何日か前に報道されたニュースですが、SUV人気が改めてクローズアップされました。

新車販売台数のニュース

こちらは自動車販売会社の業界団体である日本自動車販売協会連合会が車種毎の販売台数を毎月発表しています。

昨年、プリウスがモデルチェンジし、長らく首位でしたが、案外早く首位から陥落し、一時は日産のノート(e-power人気)に抜かれ、今回は同じトヨタのC-HRに抜かれた格好です。

SUVは特別な車じゃなくなった

SUVはSport Utility Vehicleの略称でスポーツ用多目的車とも言われます。悪路を走るためのクロカンとは違い、日常使いにもアウトドアにも便利だという特徴があります。

これまでもハリアーのような人気車種はありましたが、車体が大きいという特徴があり、販売台数のトップになることはありませんでした。ここ最近で販売台数トップになっていたのは、エコカーやコンパクトカーでしたので、万人に好かれる車としてSUVがトップにあったことの意義は大きいと思います。

SUVはセダンやコンパクトカーと比べて積載能力はありますが、同じサイズのハッチバックと比べると大きな差はありません。また、ハイブリッドエンジンを搭載していても、プリウスやフィットのような燃費を追求したモデルと比較すれば燃費が悪くなります。車体が大きくなる分、価格も高く設定されています。それでも販売台数のトップになったということに意義があるのではないかと思います。

 

車の売れ筋は時代を表す

車の売れ行きは世相を表すのではないかと思います。バブルの頃は豪華な大型セダンのシーマが人気ありましたし、デートカーとして2ドアの車が人気だった頃もありました。

2000年代後半位からはずっと燃費の良いエコカーや車両価格や維持費が安い軽自動車の人気が高まりました。本来はわくわくするはずのモーターショーに行っても魅力的な車がなく、車離れが加速しました。

今回のSUVが販売台数トップというのは、新車が出たばかりで納車待ちのストックがたまっていたという要素もあると思いますが、それでもレジャー性の高い車が注目されるのは良いことです。このニュースを歓迎したいと思います。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

実は我が家の15年目の車についても、C-HRへの乗り換えをすることになりました。オーダーして3か月近く待ちましたが、明日納車予定で非常に楽しみです。

 

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