創業計画を書くのは、事業に必要な融資を受けるためです。融資を受けられる計画を書くにはそれなりの労力が必要になりますが、労力に見合った成果を出して欲しいです。
創業融資
事業を始めようと考えているけれども、手元資金では足りないと考えている方の多くは日本政策金融公庫の創業融資か、行政の創業支援を通じた信用保証協会付けの融資を利用します。それらの融資を受けるためには、第三者が見て納得できる計画を立てる必要があります。
創業融資を受けた後
創業計画を書いて、金融機関の審査を受けて、無事に通ると口座にまとまったお金が入金されます。そのお金があれば、しばらく売上ゼロでも事業には問題がありません。ただ、売上ゼロについても、計画上は理由があるはずです。広告が浸透するまで時間がかかる、ポスティングの効果が出てくるまで1か月猶予を見ているなどです。
計画上、最初は売上が出ないという内容にしていても、計画よりも前倒しして売上を作れないか考えるべきです。
計画は振り返り、改善に意義がある
ビジネスでPDCAと言われますが、計画を立てることに意義があるのではなく、計画どおりに進捗しているかを確認して、改善していくことに意義があります。
創業計画は実際にビジネスをする前の計画ですので、計画と実際の乖離が大きいのはある意味当然です。どうして計画通りにいかなかったのかを考えて、修正するための動きを行うことが重要になりますので、しっかりと振り帰りを行うことが重要です。
自分自身、独立開業してやってきて、たくさんの回り道をしてきています。計画を立てて、しっかりと振り帰りを行って改善すること、今さらながらその重要性をかみしめています。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
昨日、曜日感覚がすっかり無くて客先で恥ずかしい思いをしましたが、明日から週末、しっかりと気分転換をしようと思います。