専門家のメニューと金額について

今日の創業相談で相手からいただいたコメントで、専門家のメニュー、料金について改めて考えました。

専門家のメニューと価格

専門的なスキルを商品にしている場合、価格を決めている人と決めていない人がいます。

どちらが良いと決めつけることはできませんが、利用する側からすれば、「価格のないサービス」は利用しづらいのは間違いありません。

そもそも、価格もサービスも設定していない場合もあります。

自分はホームページに価格を出しています。

 

価格の決め方

価格には、「コストから算出」して決めることもありますし、市場価格から算出することもあります。

コストから算出する場合は、コストを積み上げて最後に利益をのせて価格を決めます。コストには外から仕入をして直接的にかかってくるものと、事務所経費など間接的にかかるものがあります。

市場価格から算出する場合は、競合事業者の価格を調べ、それと同じくらい又は少し高いか安いかで決めます。

 

自分を基準とする価格の設定

自分の提供する専門的なサービスが、他と比べて優れていて、比較しようもないと判断すれば独自の価格設定も可能です。いわゆる「大先生」になると、講演の謝金では何十万という価格を設定できますし、高額の顧問料も設定できます。

これから独立する方が考えた価格設定

今日、相談で受けた方は、独立するなら「年収1千万円、仕事は週休2日で時間外はやらない」と決めていました。そのため、1000÷12÷20÷7で計算したら6,000円弱でした。そして、事務所を借りたりいろいろと経費もかかることを指摘したら、「自分の単価は1万円」に設定すると決められました。

その単価を元に、90分のプログラム、定期的なサポートの価格を決められるとのことです。自分の価格を決め、その金額をいただけるように自分を高めていくということでした。

 

これから独立する方で、堂々と自分の価格を主張できるのは凄いことです。是非、お客様を獲得され、実り多い独立創業を達成して欲しいと思います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

明日は健康診断。自分の場合は健康が何よりの財産になりますので、しっかり診てもらいます。