好きなお菓子、カールの販売終了について報道されました。驚きと共に、仕方ないという感想もありました。
コーン風味スナック、カールの販売終了について
新聞報道の通りですが、東日本地域で販売終了し、今後は愛媛工場で2種類に絞って清算していくようです。最近は販売数量が伸び悩んでいたこともあり、今後も厳しいという判断になったようです。割合好きなお菓子だっただけに残念ですが、報道されている状況を聞くとやむを得ないのかなと思いました。
おいしいだけでは十分でない
カールは子供の頃から親しんできたお菓子ですし、今でも美味しいと思います。ポテトチップも良いのですが、たまにはカールが良いなとも思います。
報道されている状況としては以下の通りです。
・コンビニの棚には並んでいない
→コンビニは棚の面積が限られているので、かさばるお菓子は敬遠される。実際、カールはコンビニの棚には並んでいなかった
・新しい味の開発が進んでいない
→コンビニでは棚の陳腐化を防ぐため、目新しいお菓子の陳列を求めています。そのため、地域限定や季節限定などの新しい製品を求めているが、カールは新しい味の開発が進んでいない。
・スナック離れが進んでいる
→食品については、カロリーオフや塩分控えめなど、健康に留意した製品の開発が進んでいます。昔ながらのスナック菓子の市場が急速に縮小しているようです。そもそも、お菓子を好んで食べる小さい子供が減っていますし、大人については健康問題を抱えている方が多いです。今ではウエスト85センチを超えるとメタボ判定されますので、余計に間食をさける動きがあります。
市場は変わっていく、商品のリニューアルは不可欠
このニュースで感じる事は、消費者ニーズの多様化と流通経路の事情です。カールのようにかさばり、健康に留意していない製品については、市場の受けが悪化しているということです。
今回はお菓子メーカーの報道ですが、お菓子以外の他の分野においても市場の変化はありえます。自分のようなコンサル稼業においても、自分が提供している内容が陳腐化していないかどうか、自己変革が求められるのかなと感じました。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
糖質制限で避けていた日本酒を久々に飲みました。後から効いてくることを改めて実感しました(汗)