日経フランチャイズショーの価値~加盟検討者・本部とも一度来てみるべき

毎年開催されている日経フランチャイズショー、昨年より2月初旬開催になり、今年は1/31~2/2の3日間開催でした。

日経フランチャイズショーの出展者数

フランチャイズのイベントは他にもありますが、出展者が一番多いのがフランチャイズショーです。ガイドブックで数えてみると、今回は151の本部が出店していました。フランチャイズの3つの分類では以下のとおりです。

・飲食フランチャイズの  57

・サービスフランチャイズ 80

・小売フランチャイズ   14

 

フランチャイズショーはセミナーも充実している

セミナーは無料のものと有料のものがあります。有料なのは、フランチャイズ本部の立ち上げセミナーで1日1本ずつ、3本設定があります。

無料セミナーは本部向けが4本、加盟者向けが7本です。フランチャイズは仕組みが分からずに加盟するのが危険ですので、加盟者向けセミナーに出てみて、フランチャイズのメリット・デメリットを把握した上で検討するほうが良いです。

 

まずはブースに行ってみる

沢山の本部が出店していますので、ガイドブックなどを見て、ある程度絞り込んでから見て回ったほうが良いです。同じフランチャイズでも、飲食業とサービス業では仕事の内容も初期投資額も全く異なりますので、どういうフランチャイズに興味があるのかを見てから効率的に動いたほうが良いと思います。

普段は、ホームページを見て資料請求してという流れになりますので、1件ずつ資料を請求するのも大変ですが、名刺さえ持っていれば資料をいただけますし、説明もしてもらえますので、一番効率的だと思います。

 

フランチャイズショーに出てくるのは優秀な事業者が多い

これはベテランの先生に聞いた話ですが、フランチャイズショーに出展する事業者は日本経済新聞社の審査を受けることになっています。その審査基準は、直営店で実績があること、加盟店運営の経験があることとなっているようですので、これからフランチャイズを始めるとか、本当に儲かるのかが分からないという事業者は出てきていないようです。

当たり前といえば当たり前な基準ですが、そういった実績もなくフランチャイズ展開している所も多いようですので、外部のチェックが効いているという点では判断基準になります。

 

ただ、フランチャイズは成功する事業者もあれば、上手くいかない事業者も多いのが実態です。特にトラブルが多いのは個人向けの無店舗ビジネスで、集客するためにはとにかく営業するしかなく、それができる方であれば歩合制の営業職でも良いような気がします。

フランチャイズ開業の場合は事業計画を作らずに開業する方も多いですが、しっかりと計画されることを推奨します。創業計画でしたらご相談ください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・創業:創業資金を確保するための事業計画を作りたい

・新事業挑戦:新しい事を始めるための計画を作りたい。事業評価を行いながら失敗しないように取り組みたい。補助金や融資など、これからの事業に必要な資金を調達したい

・多店舗展開、フランチャイズ:これから事業を大きくしていきたい。組織を急拡大したい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。まずはご相談だけでも問題ありませんので、お気軽に問い合わせていただければ。何らかのヒントはご提供できると思います。

 

あとがき
別の仕事があって、2年連続セミナーには登壇できませんでした。来年はトライしたいと思います。