東京都の設備投資助成金、最大1億円のチャンスあり

東京都では設備投資に補助金を出す事業があります。いくつか要件はありますが、設備投資を予定しているならトライしてみても良いのではないでしょうか。当社でもサポートいたします。

革新的事業展開 設備投資支援事業

この支援事業は、最新機械設備の購入資金の一部を助成してくれるものです。助成の対象は「最新機械設備の購入経費」に限定されているので、分かりやすい補助金でもあります。

また、当てはまる事業は以下の3つです。

1.競争力強化

さらなる発展に向け、競争力強化を目指した事業展開に必要となる最新機械設備を購入

2.成長産業分野

医療や健康、ロボット、自動車など、成長産業分野に関連した取組に必要となる最新機械設備を購入

3.IoT、ロボット活用

機械購入と共にIoT化を進めるために必要となる最新機械設備を購入

産業用ロボット、サービスロボットを購入して行う生産性向上に資する事業

 

上記の2と3は助成率が3分の2で、1は小規模事業者は3分の2,中小企業は2分の1です。助成の上限額は2と3が1億円、1の中小企業は1億円ですが、小規模事業者は3千万円です。なお、小規模事業者の定義については、中小企業庁の定義を確認ください。ひらたくいうと、卸売と小売・サービス業は従業員5名以下、それ以外は20名以下です。

http://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

 

革新的事業展開設備投資支援事業を受けるには

東京都の助成金は多くが2段階選考で、この助成金も同様です。スケジュールと共に記載しておきます。

・申請の予約:2018年11月12日まで

・申請(書類持参、書類選考):2018年11月19日から28日まで

・面接審査(事業内容を説明):おそらく、2019年1月中旬くらいから呼び出されて面接審査になります。

 

なお、審査の要件として、設備投資を行うことで、生産性向上することが必須です。具体的には、従業員1名あたりの付加価値を5年後に15%向上させる必要があります。付加価値は、営業利益+減価償却費+人件費の合計になりますので、利益を上げる、設備を買って減価償却費が増える、雇用を産み出して人件費が増えることが必要です。通常は設備を導入して事業規模が大きくなるはずですので、この要件は十分に満たすと思います。

 

当社のサポート内容

当社はものづくり補助金などの採択実績があり、この助成金についてもパートナー事業者の実績として採択されています。お手伝いのスケジュールは以下の通りです。

・事業内容ヒアリング(事業の内容、購入設備の詳細、何がどう変わるのか、事業の今後の見通し等)→1時間くらいです。

・こちらで申請書の案を作成

・申請書の内容確認、再度修正

・東京都に予約した上で持参

 

金額は、着手金10万円、後は成功報酬で10%ですが、上限は200万円です。1億円の助成金が取れれば、2%という計算になります。また、成功報酬は半金をいただいて、残りは助成金が入金された後に請求しますので、最後までサポートいたします。

 

トライしてみようかと思われたら、ホームページの問い合わせフォームからご連絡ください。早急にご回答します。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。また、最近、スモールM&Aのサポートも始めています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

・スモールM&A(外部への会社/事業売却)のお手伝い

 

あとがき

東京都の助成金は申請の手間がかかるのですが、金額が大きいのが魅力です。設備導入で事業をもうひと回り大きくされたい事業者にはお勧めです。