交通費精算を楽にする〜ICカードの履歴を活用する

今月からお願いしている税理士さんからのアドバイスで、日々の交通費精算を省力化することにしました。やり方は誰でも思いつくものですが、実際にそれで良いとアドバイスをもらって背中を押してもらいました。交通費精算について記してみたいと思います。

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交通費精算

フリーで動き回っていると、とにかくあちこちに移動します。事務所に来てくれる方はまずいませんので、全てこちらから行く必要があるからです。

例えば、今日1日でこれだけ動いています。

・自宅最寄り駅→下北沢→渋谷→清瀬(西武池袋線)→池袋→馬喰横山 水天宮前→自宅

 

今までの精算方法

今までは、これをエクセルで一覧にしていました。記入するのは、日付、区間、行き先、金額でした。いつも行くところであれば良いのですが、滅多にいかない場所だと、交通費を調べて入力していました。

フリーのコンサルタントが使う費用はたかが知れていますが、交通費は日常的にかかる上に金額も小さいので、全てを一覧にしていたわけではありません。

 

今後の精算方法

交通ICカードである、PASMOを使って精算します。ICカードはコンビニでの買い物、私用での交通費でも使っていますので、法人用として仕事で使う交通費専用のカードを用意しました。

お金をチャージする度に交通費として入力します。念のため、交通費履歴をチャージの度に印字しておきます。

 

留意点と税理士先生からのアドバイス

ICカードは私用でも使えるので、ICカードにチャージするタイミングで費用計上するのはNGだとこれまでは考えていました。

ただ、税理士の先生からはこのようにアドバイスをいただきました。
「仕事用のカードを用意して、履歴も取っておけば、特に問題はないでしょう。行き先は書いて無くても、仕事での行き先は後からでも検討が付きます。」

税務署からの監査が来れば、最初に連絡が行くのは税理士です。その税理士からこのように指導してもらえると、こちらは堂々とそうやって処理できます。

 

業務効率化のメリット

一人で仕事をしていると、交通費精算一つとっても煩わしいものです。交通費精算の手間が大きく省けるので、自分は他の仕事ができますし、その分、他の経理入力をきちんとする余裕ができます。

フリーでやっている人間は、事務的なところはできるだけ省力化して、仕事に時間を割き、今後のことを考える時間を確保しなくてはなりません。

税理士に払う報酬は負担ではありますが、こういったことをアドバイスしてもらって、業務が効率化できるのであれば、金額に見合ったサービスです(そうはいっても、非常に安価で引き受けてくださいました)。

 

自分自身も専門家として、相手から感謝されるサービスを提供したいものだと改めて感じました。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

今日みたいに移動が多いと、空き時間に重宝するのがカフェです。午前、午後と2回も入りました。カフェについても会議費か何かで入力したいものです。