先日、大阪でフランチャイズフェアのセミナーに登壇しました。セミナーのテーマは「フランチャイズの基礎知識と成功のポイント」でして、何回かに渡ってセミナーの内容を開示させていただきます。
ホームページで比較する
フランチャイズ本部のホームページを見て比較検討するときには、ホームページで比較検討する項目を予め明確にして抜き出して行きましょう。
・本部の理念
・本部企業の概要(創業、本業の事業内容、FC開始時期など)
・店舗数
・加盟条件(初期費用、開業後の支払費用と内訳)
意外に重要なのは、フランチャイズ以外の事業です。ホテルチェーンの本業がビルメンテナンス業だったり、介護事業の本業が建設会社だったりします。
検討するフランチャイズの店舗を訪問する
自分が開業してみようかなと思えるチェーンがありましたら、店舗を良くみてみることが一番です。自分がオーナーとして店舗を運営するイメージをつかめるかどうか、第一印象を大事にするべきです。
いくらフランチャイズ開業案内の資料に良いことが書いてあっても、実際のお店を見てためらう部分があったら、その直感は大事にすべきでしょう。
店舗では、客数、注文しているもの、店内に掲出されているPOP、接客の様子などを見てみましょう。季節に合わせた店作りができているかどうか、当たり前のことですが、本部指導が行き届いていないと古いポスターがそのままになっていることもあります。
オーナーから直接話を聞く
フランチャイズの店舗を外から見ているだけでなく、オーナーからいろいろ聞いてみることは大いに参考になります。そこでは、本部からの指導内容や実際の集客について聞いてみましょう。
そして、本部から紹介された店に行くだけでなく、フランチャイズオーナーの他のお店にも行ってみましょう。そこが売上不振店だと、本部の悪口を聞いてしまうかもしれませんが、良いところ、良くないところを客観的に聞くように努めるべきです。
フランチャイズ加盟でやってはいけないことは、開発担当者の話だけ聞いて加盟を決めてしまうことです。に加盟する場合、どこのチェーンに加盟するかを選ぶことができます。ノウハウの取得にお金を払う分、ベストな形で創業してください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
週末は母校の野球部の応援に行きました。結果は残念ながら連敗で、相手校の胴上げを見る羽目に。ただ、学生野球は相手をリスペクトしますので、負けても爽やかで良いですね。