自分は最初の職場で旅行業の仕事をさせていただきました。その時の経験として自分に刻み込まれているのが「添乗員」をやったことです。

 

団体旅行の添乗経験

旅行の添乗には2種類あります。1つは会社などの団体について添乗することで、もう1つは募集する団体旅行の添乗です。前者だと仕切っている方がいるので、その方と調整をしながら旅行のお世話をすればよいのですが、後者は全体のしきり役もやることになります。

みなさんで会食することがあれば、あれこれ気を使いますし、自分の大嫌いなカラオケで率先して歌を入れて盛り上げることもありました。

 

添乗に必要なスキル

旅行の添乗員はただ付き添っているのではなく、様々なリスクを考えながら、常に最悪のことを考えながら団体の皆様を引っ張っていきます。バスから降りたら、最初の一歩でどちらに歩いて案内していくのか、事前にガイドさんと打ち合わせをして、あたかもいつも来ているような表情で先導していきます。

そのため、必要なスキルとしては、旅行先の「案内情報」を事前に調べて計画し、計画が狂ったときは全体の時間に影響を及ぼさないよう案内していきます。今だとスマートフォンがありますが、その当時はバスに備え付けの移動電話がありましたので、バスの中からあちこちに電話して出迎えのお願いなどをしていました。

したがって、スキルと言えば、事前の情報収集とアナウンス、施設との打ち合わせを入念に行うことでした。

 

自分の仕事に共通しているのは、全体の手配をきっちり行い、途中で進捗管理を行って、必要な手配をすることです。

 

中小企業診断士の仕事の多くは調整役

中小企業診断士は国家資格ですから、○○先生と呼ばれることが珍しくありません。ただ、先生という呼ばれ方とは裏腹に、あちこち調整することが本分であることが多いです。取材であれば、相手先とアポイント取ればOKなのですが、アポイント先の調整や実際のアポ取り、取材での聞き出しとアウトプットの報告書作成が求められます。先生と呼ばれていても、調整役として、皆さんがハッピーになるよう務めている先生が多いと覆います。

自分は、添乗の時と同じく、「準備が仕事の8割」と肝に銘じて仕事に取り組みたいとも追います。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

今年の夏は猛烈に暑いとか。。。自分にとって、暑いのは大の苦手です。