補助金申請の意義〜今年はものづくり補助金の2次公募がありそう

ものづくり補助金がラストスパートに入っています。「あわてて申請」する必要はないですが、この補助金をきっかけに未来のことを考えるメリットは大きいです。

補助金は同じ時期に募集がある(はず)

今の政権は中小企業の育成を重要視しています。ただ、以前のようなバラマキではなく、自ら環境変化に対応していこうという意欲がある会社を応援する施策を前面に出しています。政府の目指す方向に取り組む事業者に対する補助金・助成金施策が用意されていて、それが補助金や助成金という形で公募されます。

補助金施策を「バラマキ」と否定する向きもありますが、補助金をきっかけに、今後の経営を考える事業者が増えることは良いことだと思います。現政権が続けば、この施策は続いていくと思います。

 

補助金申請は計画作りでもある

どういう補助金であっても、漫然と経営しているのではなく、今後の目標を示し、それを達成するために何を行っていくのかを文書で書く必要があります。単に、○○を購入したいということではなく、○○を買う理由や買った後の効果などを第三者が読んで分かるように示していきます。また、どうしてその投資が効果を上げるのかについても説明しますので、具体的な取組、より成果を上げるための工夫などを文書化することになります。

そのため、補助金にチャレンジすることで、否応なく将来に向けたビジネスプランを作る事になります。プランを作ることで、単なる思いつきではなく、成果を上げるための取組を外部に説明することになります。

 

未来計画の重要性

計画を立ててもその通りになるとは限りませんが、計画がないとどのような経営を目指していくのかという指針がありません。計画は未来を示すものであり、文書化することで未来の成長を示すことになります。自分がサポートしてきた経験の中では、「補助金はダメだったけど、計画を立てたので融資を受けることができるようになった」と喜んでくれる経営者も多いです。

金融機関にとって、融資をするためには将来性とか確実性などを評価しているのだと思いますが、計画を立てることで評価をぐっと高めることになります。

 

補助金をもらえるのは良いが、申請書を作るのが大変だという経営者も多いのですが、そこは外部の専門家を上手く使ってくれれば良いと思います。少なくとも着手金を払えば計画作成をしてくれるのでリーズナブルだと思います。

今回は新たに請けることは申請期間を考えると難しいですが、次回以降、ご興味がありましたらお問い合わせください。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

特に得意なのはサービス業、リサイクルビジネスです。

このブログは情報発信のために平日はほぼ毎日書いています。

 

あとがき

今日は片道130キロのドライブでしたが、寒かったので暖房をガンガン付けていました。明日からは暑くなるようで、気温差が激しいなと感じています。