イギリスの国民投票でＥＵ離脱が決まりました。正直、どうして？という気もします。その後の報道を見ていると、「民の声」が暴走したようにも感じます。

単純な多数決（短絡的な意志決定）は恐ろしい

イギリスの場合は国民投票で過半数を取れば大きな意志決定がされました。相対的に多くの票を取れば物事が決まってしまうのですが、本当に議論が尽くされたのかに疑問を感じます。

国民投票について感じる事

そもそも、大きな意志決定をする際に、それによるメリット、デメリットを考えずに、感情的に良い、悪いで決めてしまうのはすべきでありません。

イギリスが国民投票に至ったプロセスについて全ての情報を把握している訳ではありませんが、これまでにも2014年にスコットランドの独立の際に国民投票を行って、独立派を退けたことがありました。今回もＥＵ離脱派の意見を一蹴するのに手っ取り早いという判断があったかもしれませんが、危険な賭だったように感じます。

歴史の教訓：ナチスのケース

悪名高いナチスドイツですが、重要な意志決定は国民投票で行われています。ナチス党が選挙で勝って、ヒトラーが首相になり、その後、全権委任法で司法、立法、行政全てを握っています。そして、オーストリア併合なども国民投票で圧倒的な賛成で決まっています。

全権委任までを国民投票で問うこと自体に危険を感じますが、国民の意思を図るというプロセスは踏んでいたようです。

重要な意志決定（創業、新事業展開）に必要なこと

自分の場合は、創業するかしないかという方からのアドバイスを求められます。創業についても、その方の人生をかけた一大イベントです。

その時に言えることは、一時の感情にとらわれずに、メリット・デメリット、リスクとリターンについて、第三者からの意見をもらうことが重要だと思います。

フランチャイズ加盟は即断しない

特に、フランチャイズでの創業の場合は、フランチャイズ本部からの情報を元に大事なことを決めてしまいがちです。フランチャイズ本部は良いことを伝えて勧誘するのが当たり前ですので、良くない情報についても収集して、最後はご自分で決めるものです。

決して、「エリアの空きがラスト１つ」とか、「今回は期間限定の募集」という相手のセールストークに乗らないでください。

自分も初回相談は無料で致しますので、是非お問い合わせください。

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

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難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

あとがき

今日は情報収集の為に２社、金融機関１行を回ってきました。お忙しい中お時間をくださった皆様に感謝です。