フランチャイズのマニュアル作り②マニュアルの作成手順

フランチャイズであれ、直営展開であれ、多くのお店ができるときにはマニュアルが必須になります。マニュアルがあるから、どういう状態が正しいのかルールを決めることができるのです。

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マニュアル作成の誤解

マニュアルというと、いろいろな業務を網羅しているイメージがあります。もちろん、それは間違いではないのですが、最初から網羅するのは難しいです。したがって、最初は軽い内容のものを作って、段々とバージョンアップしていく方が実際的だと思います。

 

マニュアル作りの手順

最初はどの業務をマニュアルにするのか考える事から始まります。フランチャイズであれば、加盟開発であったり、店舗の標準ビジュアルであったり、1日のオペレーションであったりします。

少なくても、多店舗展開を検討している企業様であれば、全ての業務は固まっていなくても、一番強い部分については担当者単位でノウハウが貯まっているはずです。その内容について写真を入れながら文書にしていくことで、マニュアルとして整っていきます。

したがって、最初はどういった業務をマニュアル化していくかがポイントになります。

 

最初に揃えるべきマニュアル

直営展開であれば、本部への報告事項はマニュアルにしておくべきでしょう。システムへの入力やクレーム処理などは報告事項になっているのではないかと思います。業務の指示書を抜粋していくだけでも立派なマニュアルです。位置から作ると言うよりは社内の連絡文書を集めて整理するだけでもマニュアルになります。

外部の事業者にフランチャイズなどで展開するのであれば、違う会社になりますので、共通の価値観やビジョンなどが重要です。同じ看板でお店を出してもらう以上、そのチェーンで大事にしている価値観、行動などを強調しておく必要があります。

全ての業務をマニュアル化するのは不可能であり、とっさの時の行動を判断するのは、こういった価値観から判断されます。そのためにも、グループの経営理念や行動規範といったものがあった方がよいです。

 

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

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難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

ACLのサッカーを観戦してきました。日本人が中国や韓国に観戦しに行くと、当局からの監視下に置かれて個人での入場は難しいのですが、外国から日本に観戦しに来た方はいたって平和に日本でのアウェー観戦ができます。帰りの電車でも上海の赤いシャツを着た人ばかりでした。これは国民の性質なのでしょう。