フランチャイズであれ、直営展開であれ、多くのお店ができるときにはマニュアルが必須になります。ただ、何もないところからマニュアルはできません。マニュアル作りに欠かせない「材料集め」について記してみます。
マニュアルに必要な材料
多店舗展開している企業にとって必要なマニュアルは、お店の立ち上げ、日々の運営、本部との連絡、トラブル対応などになると思います。これらの業務は日々行っていることだと思いますので、それぞれの担当者がマニュアルの元になるメモなどを持っていることが多いです。
お店の立ち上げ
多店舗展開を行っていくためには、お店を次々にオープンしていく必要があります。オープンといっても様々な準備事項がありますが、それをいちいち真っ新なところから考えなくても済むように準備事項を整理しておくことが必要です。
日々の運営
店舗の運営にはいろいろなルールがあります。例えば、喫茶店であれば、注文伝票の書き方(最近は小型の端末を持っているケースも多いですが)一つとってもルールがあるはずです。自分が仕事していた時には、ホットコーヒーはHC、アイスコーヒーならIC、アメリカンならACといった具合です。
こういったことを、新しいアルバイトが入ってきたときに最初に教えるものだと思いますが、お店の運営ルールを店長さんや古株の従業員さんから聞き出していきます。
本部との連絡
本部と店舗のやり取りについては、普段は日報や月報という形で報告するものです。日々の売上、予算と実績の差と今後の対策などになると思います。また、キャンペーンなど、複数店舗で取り組む施策もあります。そういった施策への取組について双方からの連絡事項が発生します。そうした連絡を効率化するためのルールが必要になります。
マニュアルといっても、特別なことをするのではなく、日々の業務の中で行っていることを文字にしていきます。ただ、文字だけでは十分ではありませんので、文字に写真を加えて見やすくしていきます。
当社ではマニュアル作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
昨日は土砂降りの中、一日中歩き回っていたので足元がぐちゃぐちゃになってしまいました。今日はさわやかな晴天の中でデスクワークです。天気だから仕方ないですが、逆だったら良かったのにと思います。