TKC「e21まいスター」に、FinTechサービスが導入されました

最近、FinTech(フィンテック)という言葉を良く聞きます。自分の使っている会計ソフトに新しいサービスが導入されましたので感想などを。

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↑「要確認」となっているデータに対し、費用科目を入れれば入力できます。今までは金額を確認していれていたので、とても楽になります。

FinTech(フィンテック)について、当初感じたこと

FinTechは、FinanceとTechnologyを掛け合わせた造語です。お金とITの技術はとても親和性があり、これまでもネットバンクやネットを使った株式やFXへの投資で、インターネットを使ったサービスが使われていました。

特に、投資については反応の早さが競争力につながりますから、高速での取引が競われています。

だから、最近になってFinTechというワードが注目されるのは違和感がありました。

 

FinTechの価値

ITの進歩は、インターネットをいつでもどこでも使えるようになり、写真や動画が瞬時に飛び交うようになりました。従来は、インターネットを見るというのは、オフィスや家でないと大きなデータのやり取りは困難でしたが、今では誰もがスマートフォンを通じて無意識に使うようになりました。

FinTechについても、これまではインターネットバンキングという形で、金融機関が開発したサイトにアクセスして収集していた情報が、他のサービスで使えるようになったことに意味があります。

 

会計ソフトのFinTechサービス

自分の使っている会計ソフトはTKCの「e21まいスター」です。最近はクラウドの会計システムがシェアを広げていますが、税理士さんお勧めの鉄板ソフトです。

クラウドの会計システムには、銀行やクレジットカードの履歴を取り込む機能が付いていましたが、TKCのソフトにはそういう機能が付いていませんでした。そのため、TKCのソフトではネットバンクやクレジットカードの個々のサイトにアクセスし、情報を見ながら手入力する必要がありました。

今回、TKCのソフトがFinTechサービスと称して、銀行やクレジットカード履歴を取り込めるようになりました。今までと比べるとタイムリーに情報を取り込めるようになり、仕訳の入力が楽になりました。

 

ま、クラウドの会計システムに追いついただけともいえますが、これで経理の入力の手間が大幅に削減されます。経理の人間を雇う余裕はなく、全て自分でやっているからこそ、こういった手間の削減は大歓迎です。

 

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

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難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

来年になると、領収書をスキャンしておけば保管義務もなくなるとか。領収書の束が煩わしいので、保管義務がなくなるのは助かります。