自分は中小企業診断士という資格を持っているためか、周りには副業として活動している人も、独立してフリーになって活動している方もいます。
創業のアドバイスもしていますので、比較してみたいと思います。
副業の良い所と限界
副業の良い所は、会社員として収入を上げながら、週末や夜間などに他のことをすることができることです。収入が別にあるので、基本的には好きなことができます。
振り返ってみると、自分が会社員の時のパワーポイントは凝っていました。アニメーションを入れたり、細かい文字で情報を詰め込んだりしていました。
今のパワーポイントはあっさりしたものです。イラストや写真こそ入れますが、文字はそれほど多く入れませんし、複雑なフロー図等も入れません。
ただ、限界としては、あくまで「副」であることです。主の仕事は給料をもらっている会社の仕事であり、時間には限界があります。
フリーランスの不安と良い所
フリーランスは副業の逆で、好きなことができます。独立したてだと仕事にも余裕があるのが普通ですので、余計に何をするにも自由という立場になります。
一方で、会社からいただいていた給料は無くなりますので、早々に仕事の基盤を作ることが必要になります。最初はゆっくりと考えていても段々と焦ってきます。
自分の場合は、独力では仕事が取れないので、下請けの仕事を散々やっていました。下請けに徹することで単価はともかく、仕事は分けてもらえますし、経験を積むことができます。
副業とフリーランス、選択する基準
結局の所、「好きなことをやりたい」>「会社員として安定した収入を確保」なのだと思います。
好きなことをやりたければ、後先考えずに独立してフリーランスになる方が多いように感じています。中には計画をバッチリ立てて、独立早々から仕事がガンガン入っている人もいますが、そういう才能豊かな方ばかりではありません。
自分は独立後に公的機関のお仕事をいただきましたが、全く予想してませんでした。何とかなる、何とかすると決めて判断するのが良いのかもしれません。
ただ、創業時にお金を借りないとできない仕事をするのであれば、その判断は慎重に行うべきです。ご相談などありましたら、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
◆自己紹介
私、山下哲博はサービス業や流通業の小規模事業者向けのビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・フランチャイズを中心とした創業
→本部選びや創業時の計画、創業時の融資獲得
・フランチャイズ化とのれん分け
→多店舗展開、店舗の収益力向上
・補助金や融資などの経営計画づくり
→認定支援機関として、補助金の計画作成や日本政策金融公庫と連携した
融資サポート
これまで経験してきたことを元に、難しいことを分かりやすく、経営者のこれからの道筋が明確になるよう、サポートさせていただきます。
あとがき
インフルエンザの予防注射を打ちました。予防といっても100%でなく、気休めでしかないと思いますが、インフルエンザにならないことを願います。