経営力強化資金〜3回の面談でOKに

今月になってから緊急対応で経営力強化資金の融資についてサポートさせていただきました。計画の作成がスムーズに進まなくて今月中の融資はかないませんでしたが、こちら側の対応次第では十分に当月融資が狙えました。
融資までのスピード感という意味で記してみます。

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経営力強化資金とは

国から認定された経営革新等支援機関のサポート付きという条件付ですが、通常よりも低金利で、無担保・無保証人で融資を受けられる制度です。この3月は通常だと2.2%の金利がかかりますが、1.45%の金利で借りることが可能です。

事業計画の作成に支援機関の関与が必要で、融資を受けた後も定期的なモニタリングが必要です。

 

日本政策金融公庫は審査が早い

行政のサポートを受ければ、信用保証料を半額補助してくれる、金利に対する補助が有るなどの制度がありますが、行政と信用保証協会、金融機関それぞれで審査がありますので時間がかかります。

日本政策金融公庫の場合は、1箇所で審査が終わりますので、早ければ2週間くらいでOKになるのが利点です。

地域によっては行政のサポートが手厚い地域もありますが、早く融資を受けたいときは日本政策金融公庫の経営力強化資金はお勧めです。

 

今回のケース

3/1 案件の紹介を受ける(会社の資料など受け取り)

(この間、メールのやり取り、計画が仕上がらず・・・)

3/9 計画作成打ち合わせ→日本政策金融公庫 初回面談

3/12 計画作成打ち合わせ

3/14 計画完成(押印)計画の原本を持参して2回目面談

3/23 会社で3回目面談→4月上旬の融資決定

 

本来は3/9の前に計画が出来ていれば、面談は2回で済んだはずで、融資決定は1週間早まり、3月末入金も可能でした。

ただ、計画作成は事業者が主導権を持ってやらないとならないものですので、今回は事業者都合で上記日程になりました。それでも4月上旬にはお金が入ってくるはずです。

 

経営力強化資金にご興味がありましたら、いつでもお声かけください。計画作成の報酬はいただきますが、モニタリングを含めて、金利が安くなる分で十分に納まります。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

目下の資金調達ネタでは、寝ても覚めてもものづくり補助金で目一杯です。花粉症の薬で眠気が襲ってくることもあるので、文字通り「寝ても覚めても」という感じです