兼業FCでローリスク副業? 小売業の兼業FCについて

兼業FCという言葉、聞いたことがありますか?これは、小売店やサービス業でちらほらあるフランチャイズの形態です。副業と名前にある通り、本業がある人向けのフランチャイズです。

 小売業の兼業FC

先日、サービス業の兼業FCについて書きましたが、小売業にも兼業FCの形態があります。すぐに思いつくのは日持ちのするお菓子ではないでしょうか。

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お菓子FC

お菓子には贈答品の需要があります。いつも食べるものでは無いのですが、ちょっとご挨拶に行くのに、見栄えの良いお菓子が欲しいというシーンがあります。生菓子だと賞味期限が短いのですが、日持ちのするお菓子だとそれほど気にしなくても大丈夫です。

そこそこ美味しくて見栄えのするパッケージ、商品説明のチラシなどがあると、特別なお菓子に見えてきます。フランチャイズはチェーンとして価値を示すことが重要ですので、ただのお菓子ではないように見せることが重要です。

もちろん、本業がありますので、本業と相乗効果を狙うか、本業ではなかなか来ないお客様を呼んでくる効果を狙います。相乗効果になるのは、食品を売っているお店が品揃えを充実する場合で、本業で来ないお客様を狙うとすれば衣料品のお店あたりではないかと思います。衣料品だと、お得意様であってもしょっちゅう来店する事はないので、お店にきてもらう口実になります。

 水販売FC

水の場合は口にするものになりますし、名前の知られたブランドが沢山あります。それらと比較になるので、これからブランドを立ち上げて勝負するのは大変なことです。ただ、一度購入してくれたら常習性がありますので、ついでの需要があります。これは無店舗のサービス業との兼業に向いているでしょう。

身の回りのお困りごとをお助けする商売との組み合わせで、提供する商品を増やすことにつながります。

 その他

その他にも、電気屋さんのVC等があります。個人店舗では仕入れ力に限界があるので、VCに加盟して共同仕入れを行います。VCはボランタリーチェーンの略称で、FCとは異なってチェーンの名称を名乗ることを強制されないという特徴があります。

 

フランチャイズといってもいろいろな形態があります。キモになるのは、チェーン店になることで、知名度のある(ありそう?)な名前を使えて、チラシなど商品案内がしっかりしていることです。個人で商売を始めると最初はチラシも何もありませんが、最初から複数店舗を展開しているチェーンの一員としてスタートできるのは信頼性を獲得する意味で大きなアドバンテージがあるのです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

(あとがき)

4月なのに、もうクーラーをガンガン付けています。GW突入!ですが、連休前の仕事で追い込みに入っています。明日で片付けたいところです(苦笑)