清里萌木の村~雑貨やカフェなど女性が喜ぶ店舗がいっぱい

天気が良かったので八ヶ岳をドライブしました。この連休は蓼科高原にいますので、そちらから八ヶ岳は1時間半くらいの距離です。ビーナスライン~八ヶ岳エコーラインという快適なドライブルートです。

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萌木の村

萌木の村はJR清里駅から1キロくらいの所にあり、雑貨屋さんやカフェ、お土産屋さんが集積しています。ホテルが1件とオルゴール美術館が両端にあり、その周辺に駐車場があります。両端の施設は400メートルくらい離れていて、その間に小さなお店が並んでいます。端から端まで歩くと良い散歩道です。

到着したのがちょうどお昼時でもあり、ホテルに併設する地ビールレストランでは長蛇の列が出来ていました。珍しいソーセージと地ビールが売りであり、私も車の運転が無ければ一杯やりたいところでした。施設内には広場あり、メリーゴーランドありで子供たちが沢山遊んでいました。この敷地内は入場無料であり、散歩するだけで楽しいです。犬の同伴OKなカフェもありましたので、犬連れが多かったです。

 

類似施設と比較して

高原リゾートで似たような施設で思いつくのは、軽井沢で星野リゾートが運営するハルニレテラスです。こちらは集客施設として、日帰り温泉の「トンボの湯」があり、周辺に飲食店やカフェ、インテリアショップがあります。私が行ったのは2011年で4年前でしたが、平日にも関わらずランチは90分待ちでした。軽井沢はアウトレットなどに来る観光客と周辺の別荘族とでにぎわう場所ですので、清里以上に沢山の人手になります。

両施設に共通するのは、近くに別荘地や宿泊地があり、そぞろ歩きをしながらその土地っぽいものが求められていることです。ランチやお茶の需要、なんとなくインテリアや雑貨を見るということで、女性のニーズをしっかり押さえた作りになっています。また、地域の自然を活かして、公園の中でショッピングができるような感覚です。

高原リゾートには、温泉や飲食店は昔からありますが、インテリアや雑貨のお店は駅前を除いてはそれほどありません。両地域ともアウトレットもありますが、アウトレットは買い物が主目的になります。これらの地域はカフェや雑貨など、ライフスタイル提案を自然豊かな地域で行っている点が斬新に感じられます。

 

観光立国の方向性との関連

わが国は観光立国を掲げて、海外からの観光客を誘客しようという政策が進められています。軽井沢や清里といった避暑地は明治時代に日本に来ていた外国人によって開拓されたという歴史があります。そして、欧米の旅行客は長期滞在型の旅行をされますので、こういった施設が増えることで、日本滞在の楽しみが増えるように感じます。

軽井沢は星野リゾートの肝いりでインバウンド観光客を誘客していくでしょうが、清里もこれから外国人比率が増えていくことが見込まれます。外国人向けの案内やサービスが一層充実して、インターナショナルな施設になっても、地域の良さを発信し続けて欲しいと願っています。

 

私、山下哲博はフランチャイズを専門分野とする、小規模事業者のビジネスサポーターです。創業やフランチャイズを含む多店舗展開、店舗の売上向上など、サポートしております。以前、観光に係る仕事をしていたことがありますので、連休中に見てきたことを書いてみました。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

シルバーウィークも中日です。今日も高原はオートバイや自転車のツーリングが目立ちました。これから自転車のシーズンとして最高ですね^^