レンタカーが一層便利に〜車離れが加速しそうなサービス

「所有から利用へ」という流れを受けて、レンタルやシェアサービスの市場が拡大しています。車に関して面白い記事を見つけました。

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パーク24の新たな取り組み

パーク24はカーシェアリングの最大手のタイムズカーシェアリングを運営する会社です。カーシェアリングの普及が進んでいますが、実際には、車を駐車するスペースが必要であり、固定費がかかるサービスです。そのため、カーシェアリング用の車両を増加させると運営会社にとって負担になります。

同社は駐車場のタイムズを運営する会社であり、グループにレンタカー会社もありますので、駐車場の確保と車両の確保の両方ができるのが強みで、積極的にカーシェアリングに取り組んで、カーシェアリング車両の約7割を保有するに至っています。

 

カーシェアリングの良い点と不便な点

レンタカーは営業所に行かないと借りることができないので、利用者が営業所に行かないとならないという点が不便です。

一方、カーシェアリングは近くの車両を借りることができるという点がメリットです。営業所に行かずともスマホで手続きが済み、乗りたいときにすぐに乗ることができます。ただ、車両拠点毎に置いてある車が決まっていて、その車が出払っていると、その拠点からは車を借りることができません。

 

カーシェアリングが一層便利に

本日の日経MJ記事の内容は以下の通りです。

パーク24グループは時間貸し駐車場にレンタカーを配達するサービスを6月から始める。カーシェアリングの利用者が集中して車両が不足した時に車のニーズを補う

 

カーシェアリングは営業所が休みでも車を借りることができて便利なのですが、車が拠点に駐まっていないと借りることができません。車が出払っても、ユーザーにレンタカーの車をカーシェアリングのシステムで貸し出すというのが画期的です。

 

カーシェアリングが便利になればなるほど、都市部に住む個人の需要、オフィス街などで仕事をしている法人の需要がカーシェアリングに流れていきます。代替の交通手段が確保できる地域であれば、敢えて車を保有する意味が薄れていきそうです。

 

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

2週間ほど研修のお仕事に関わっていましたが、本日で一旦終了です。明日からコンサルタント業に戻ります。