真田ブーム×もしドラの本〜特徴を2つ重ねる

面白い本を見つけました。「もしも真田幸村が中小企業の社長だったなら」(井上ミノル著)です。昔、似たタイトルの本があったなと手に取りました。

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もしも真田幸村が中小企業の社長だったなら

このタイトル、社会現象になったベストセラー本に似ているなと感じました。以前、有名になった本は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」でした。あまりにも長いタイトルなので、「もしドラ」という名称で広まり、映画やドラマになりました。

この本は、真田幸村の状況を真田製靴所という会社の経営者、豊臣家は豊臣デパート、徳川家康が分社・独立して徳川デパートを作るというストーリーです。歴史の局面を中小企業に例え、石田専務との戦いなど、漫画仕立てになっています。

 

専門的な題材にストーリーを付加する

もしドラも、この本も、興味がある人が読む専門的な分野について、様々なキャラクターの人間ドラマを通して分かりやすくした本です。そして、マネジメントという専門書であったり、歴史上の人物であったり、好きな人は読むというところから、興味の無い人にも分かりやすくするという点が共通しています。

もっとも、歴史は様々な人物が織りなすドラマでもありますので、キャラクターは全て実在の人物なので、もしドラよりも読みやすいです。

元々の素材にストーリーを加えるというやり方は、地域ブランドなどに見られます。例えば、有田焼であれば、ただの陶器ではなく、400年の歴史があり、様々な窯があって、それぞれが独自の工夫をこらしています。それが、製品の背後のストーリーになって、製品の価値を高めることになるのです。

 

特徴を2つ出す

「もしドラ」という本はこれまでになかった切り口の本でした。ドラッカーのマネジメントという専門的な本を、簡単で分かりやすい小説仕立てにすることによって、マネジメントについて予備知識がなくても面白く読み進めることができます。

ただ、斬新な切り口というのはそう簡単に見つかるものではありません。そのため、大河ドラマにもなっている「真田もの」という切り口、歴史上の出来事を全く違う話に置き換えてストーリーにするというやり方を重ね合わせています。

専門家でもサービスでも、オンリーワンの強みはそう簡単に見いだせるものではありません。自分の場合は、フランチャイズという得意分野と経営計画(資金調達)の作成というサービスを掛け合わせています。

 

特徴を2つ掛け合わせることで、オンリーワンの特徴にするということを、「もしも真田幸村が中小企業の社長だったなら」は改めて考えるきっかけになりました。1時間くらいでさらっと読める、面白い本です。

 

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

テレビの報道が伊勢志摩サミットから、オバマ大統領の広島訪問に焦点が変わりました。広島でもテロなどの事件が起こらないことを願います。