最近はフランチャイズ関連のテーマについて、人前で話をすることが増えました。ただ、自分は元々あがり症ですので、人前で話すことは得意ではありません。自分が克服できたことについて記してみます。
人前で話すということ
人前で話すとなると、当たり前ですが、みんながこっちを向いています。自分に視線が集まっているからといって、緊張することはないという境地になりました。
みなさんは、私そのものというよりも、セミナーの内容に興味があるのですから、セミナーで伝えたいことを、分かりやすく落ち着いて話せば良いのです。
自分にとっては、皆さんは自分には興味が無く、セミナーの内容に興味があるのだということができてから、人前で話すのが楽になりました。
段取りが9割
そうはいっても、準備が十分でないと緊張します。もっと正確に言えば、自分がパニックになってしまいます。パニックにならないためには、伝えることを整理して準備しておくことが重要です。
仕事で「段取り8割」とか言いますが、セミナーに関しては段取りが8割です。同じテーマで何回もしゃべっていますし、興味を引きつけるポイントも分かってはいるのですが、それでも最低1回はリハーサルを行って、資料の確認を行います。
難しい話はしない
セミナーにはいろいろな方がいらっしゃいます。テーマについてかなり分かっている方も初めて聞く方もいます。自分の場合は、「初めて聞く方」をターゲットに説明します。
基礎編のテーマで応用編の話をするのではなく、基礎編の内容で分かりやすく伝えればよく、難しい話は応用編のテーマの時にするべきです。
緊張するのは、急に思いつきで難しい話をするからで、段取り通りに自分の中で準備ができることを落ち着いて話す方が良いのです。
時間配分
一番難しいのは、当日の時間配分です。自分の場合は、60分のテーマであれば、準備していたときと比較して10分くらいのずれが出ます。
解消法としては、「捨てネタ」を用意しておくことと、重要でないパートを決めておくことです。
時間が余ってしまえば「捨てネタ」の解説をすれば良いですし、時間がないときは重要でないパートを「後でレジメを読んで欲しい」と切り捨てます。
自分の場合は緊張して早口になるので、捨てネタを使うケースが多いです。
心がけていること等
その他には、途中で水を飲むのも手です。逆の立場になれば分かるのですが、講師がしゃべりっぱなしだと、聞いている方もきついです。水を飲んで一拍おいてくれると、聞いている方も心を落ち着けることができるのです。
そうはいっても、人前にでれば緊張するのは当たり前です。最終的には場数を踏みながら、段々と緊張しなくなるのだと思って、あちこちで冷や汗かきながら様々な機会で話をすることが重要です。
=====
私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
札幌に来たら、セブンイレブンでジンギスカンおにぎりがありました。お腹は空いていませんでしたがトライしてみました。結論としては、ジンギスカンはおにぎりよりも焼きたてをビールと一緒に食べた方が美味しい!です。