女性こそ起業するべき〜配偶者控除のニュースから考える

配偶者控除の廃止が見送りになりました。ただ、103万円とか130万円という枠の中で働いていても面白くは無いです。女性の活躍が期待されている社会ですから、起業すれば大いにチャンスがあります。

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配偶者控除制度

配偶者控除は、扶養されている妻(夫)の年収が103万円以下であれば、稼いでいる方の所得から38万円を控除できる制度です。それほど高くない時給の中で仕事するなら、103万円以下に抑えておいた方がベターと考えるようになります。

年収103万円ということは、月額8万5833円で、時給850円で計算するとちょうど100時間です。

 

女性の創業

自分は公的機関で創業のお手伝いをしています。窓口に来る方の半分は女性です。アグレッシブな方もいらっしゃいますし、控えめに考えている方もいます。それでも、女性ならではの視点で新しい事業を考えていらっしゃいます。

訪問サービスの事業だったり、ネットショップだったり、自分が生活されていて「足りない」と思っている事をやろうとされています。

女性の方が長生きしますし、仕事も育児も家事も趣味にも関わりますので、男性よりも様々なニーズがあります。男性も、女性が来てくれる飲食店を作れば男性も来るようになると考えることがありますが、女性が考えると男性とは異なった視点のアイディアが出てきます。

 

創業の準備をするには

創業には決まった道筋がありません。社会的なルールを守って、収益を得られたら何をしても自由です。ただ、事前の備えは必要です。提供する商品・サービスにどのようなニーズがあって、どういう人が購入してくれるのかということについては、十分に検討しておくべきです。

そのため、女性ならではの視点でこれまでになかったサービスを考えれば、今までに無かったサービスとして受け入れられる可能性は大きいです。生活者であったり、家庭と仕事の両立だったり、様々な立場の女性がいらっしゃると思いますので、起業するということには大いに意義があると思います。

 

ただ、一人で考えるよりも多くの人から意見を聞いた方が準備の漏れがなくなります。創業を本気でお考えであれば、様々アドバイスもできますので、まずはご相談ください。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

昨日まで自転車で移動していると暑かったのですが、今日は風がひんやり。風邪引かないように気をつけます。