事業再構築補助金が盛り上がっていまして、あちこちから問い合わせが入ってきています。
まだ、公募要領が出ていないので、どちらかと言えば「火消し」の方向で動いていますが、申請に絶対必要なのが「GビズID」になりますので、申請方法について記載してみます。
なお、情報は2021年2月24日現在のものです。
補助金申請に必要になるのは「GビズIDプライム」のアカウント
GビズIDのトップページを開くと、様々な行政サービスに使えることが書いてあるのですが、gBizIDプライム作成とgBizIDエントリー作成の両方のボタンがあります。
gBizIDエントリーはオンラインで即日発行可能です。間違えやすいですが「gBizIDプライム」の作成が必要です。
印鑑証明書と登録印鑑で押印した申請書を郵送し、審査されてから作成されるので、通常2~3週間かかります。
GビズIDプライム アカウント作成に必要なもの
・メールアドレス
・操作端末(PC)
・プリンター(なければコンビニで印刷)
・印鑑証明書と登録申請書
・スマートフォン
最近はプリンターをお持ちでない方も多いですが、その場合はコンビニなどで印刷する必要があります。入力内容を印刷して代表印を押した上で郵送する必要があります。
フォームの入力内容
法人と個人事業主に分かれます。内容は難しくないのですが、印鑑証明書と同じ住所にする必要があります。個人事業主で住所と違う場所で営業している場合に間違えやすいです。
法人登録時の入力内容
一番上で「法人」を選択
・法人番号→番号を入れると検索されるので、自社を選択
・法人名
・所在地
・代表者名
・代表者生年月日
ここまでは申請時に送付する印鑑証明書と内容が同じである必要があります。
その他には利用者の氏名と生年月日を入れる必要があります。紛らわしいですが、利用者は代表者になりますので、上記内容と同じものを入力します。
個人事業主登録時の入力内容
一番上で「個人事業主」を選択
・屋号
・所在地
・代表者名
・代表者生年月日
こちらも、申請時に送付する印鑑証明書と内容が同じである必要があります。また、個人事業主も利用者および生年月日は上記内容と同じです。
屋号については変更しても届け出義務がありませんので、その時の屋号を入れておけば良いのですが、後々の手続きでも同じ屋号を使ってください。また、屋号に英文字が入る場合は「全角」です。
申請書のダウンロード、印刷
上記入力がすんだら「規約に同意する」にチェックを入れ、内容確認してOKします。その後、申請書ダウンロードを選んでパソコンに取り込んで印刷してください。
印刷した「gBizIDプライム登録申請書」は「作成日の記入」「実印(代表印)の押印」後に事務局まで送付ください。
なお、手書き修正した申請書は無効となりますので注意してください。
よくある間違い
通常、gBizIDと呼ばれることが多いので、プライムなのかエントリーなのかを正しく伝えられず、とりあえずエントリーで申し込んでいる方が多くいるようです。
その場合はエントリーの内容でログインして、「gBizIDプライムに変更する」を押して、改めて入力、印刷して印鑑証明書と一緒に送ってください。
事業再構築補助金、独り言
この補助金は何か設備や建物に投資しないともらえない補助金です。また、補助金は申請者多数の場合は申請書の良し悪しが審査されます。
給付金と勘違いされている方が非常に多いように感じていますが、実際の採択率は3割を切るのではないかと感じております。補助金はもらえたらラッキーくらいでいた方が良いですので、念のため。