店舗ビジネスといっても、いろいろな状況があると思いますが、やりたいこと(業種)が決まっているのであれば、立地を決めるのが最初の取り組みになります。
立地の重要性
店舗を構えてビジネスをする場合、店舗立地がとにかく重要です。介護サービスのように送迎がある場合は別ですが、店舗は一般の方に入ってきてもらわないと話になりません。お店を開けて、ターゲットにするお客様に入ってきてもらうには立地が重要です。
よくお勧めするのは店舗の前の通行量を調査することです。丸一日立って調査すると大変ですが、日中と夕方、平日と週末で自分の目で見て調査することをお勧めします。
商圏内のニーズ
大体の場所が決まったら、その場所に来てくれる人たちのニーズを探ります。お年寄りが多い地域なのか、ファミリーでの来店が期待できる地域なのか、新しいものが好まれる土地柄なのか、割と伝統的なものが好まれるのか、その辺りは街中のいろいろな店舗を見て判断するしかありません。また、大学があったりすると若い人が入ってきて入替がありますので、常に若い人が街中にいることになります。
競合店の動向
新しく商売をするとなると、その地域には先に商売をされている競合店があります。新規に参入するには、その競合店との違いを明確にしなくてはなりません。違いが無くても、お客様が来るというケースもあるかもしれませんが、今の国内市場は縮小する一方ですので、何か違いが欲しいところです。
できれば、2つくらいの違いがあると良いでしょう。
商品のラインナップ
立地を決めて、商圏内のニーズを探り、地域の競合店を把握した上で、商品のラインナップを決めていきます。この場合の商品は違いを出しつつ、自店の看板商品として磨き上げる必要があります。
自分の所の商品は味が良いのだと思われるかもしれませんが、美味しいから売れるとは限りません。売れる商品が良いのです。
フランチャイズでなく、店舗ビジネスをスタートしようとお考えでしたら、失敗のリスクを軽減するお手伝いができますので、お声かけください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
フランチャイズでなく自分で立ち上げるのは大変といえば大変ですが、やりがいもあります。自力で複数店舗を立ち上げられるよう最初の設計をしっかりとされることをお勧めします。