月額定額というと、携帯電話のようですが、車の「乗り換え放題」サービスです。便利にいろいろな車に乗れるようになりました。正式にサービスが始まりましたのでご紹介します。
車は所有から利用へ
若い人を中心に車離れが進んでいると言われています。都市部に住んでいれば、公共交通機関が発達していますので、必要になる場面はそれほどありません。たまに必要になれば、レンタカーやカーシェアリングといったサービスを利用すればよいのです。
車を利用するサービスの不便な点
カーシェアリングなど、拠点がどんどん増えていますが、不便なこともあります。貸し出し地域に車がないと利用することができないのです。
自分の場合で言えば、大雨が降っているときに妻を駅まで乗せていくとか、猛暑や風邪気味の時に自分の仕事に乗っていくという場面もあり、急遽使いたくなることがあります。そのため、自宅に車があると便利です。
ガリバーの新サービス、NOREL
中古車の買い取り店を展開しているガリバーでは、8月17日より新しいサービスを開始しました。その名はNORELです。
このサービスの凄いところは、月額49,800円(税別)でガリバーが設定している中古車に乗ることができて、借りてから90日経てば他の車にチェンジできることで、自分が凄いと思った特徴は以下の通りです。
・49,800円で車に乗れるだけでなく、自動車税や車検などの費用や、自動車保険も含まれている。
・割と新しい車も含まれている(BMWの320D、昨年モデルなどもあります)
・いつでも辞められる(月額の月割り精算はなし)
自動車リースと違うところ
車を所有せずに利用するサービスとして、カーリースがあります。ただ、カーリースとも違う点があります。
・期間の拘束が無く、いつでも中止できる
カーリースも好きな車に3年とか5年という期間で乗ることが出来ます。リース期間終了時の車の価値が残価設定され、残りの部分を月々支払って乗りますので、3年から5年であれば月額利用料はそれほど変わりませんが、契約期間はリース料を支払う義務があります。
・利用期間の設定がある
リースとは逆に、利用期間は短めで設定されているようです。おそらく車検の時期を考慮してということだと思いますが、早ければ1年以内、長くても2年以内で設定されているようでした。他の車に乗り換えればよいので問題はないのですが、車に対する愛着はわかないかもしれません。
・好きなメーカー、車種を選べる
通常自動車のリースだと、ディーラーの営業マンとの信頼関係が築かれますので、メーカーを変えるということになると新たに関係構築が必要になりますが、このサービスだとweb上で車を選ぶので、煩わしさはないと思います。
・全てが得とは限らない
掘り出し物の車もありますが、そうとは思えない車もあります。ベンツやBMW、ポルシェといったプレミアム車両もあれば、アクアやカローラフィールダーなどの普及帯の車両もあります。
このサービスが向いている人
後先考えずにスポーツカーに乗ってみたい、外車に乗ってみたいという方にはとても向いています。リースと違って、不要になったらいつでも止められます。
(駐車場の解約などはありますが)
自分も年期の入った車に乗っていますので、このサービスには心惹かれるところがあります。次はリースで考えていますが、場合によっては使わせていただくかもしれません。
サービス業はこれまでになかった新しい発想、これまでのしがらみを捨てた発想が求められます。ただ、新しく立ち上げるにはいろいろと準備も必要になりますので、事業計画をお考えの際にはお気軽にご相談ください。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
お盆も仕事していましたので、今日から日曜日まで高原に遊びに来ています。涼しくてとても快適です。