新年度早々にセミナーの依頼を受けました。内容は補助金採択後のフォローです。
持続化補助金フォローアップセミナー
年末〜年初に公募された、小規模事業者持続化補助金で多くの事業者が採択されました。この補助金は使える金額が50万円と少額ですが、それでも補助金は補助金ですので、法律に従って、手続きは厳粛なものになります。
この補助金の対象が小規模事業者(製造業などは従業員20名、商業・サービス業などは5名以下)に限定されるので、補助金の受給には慣れていない事業者がほとんどです。そのため、申請時の窓口になった商工会に問い合わせが殺到するので、基本的な説明をして欲しいというオーダーがありました。
セミナーの内容
セミナーの章立てについては、商工会から予め指定がありました。
1.補助金交付決定後の流れ
2.円滑に事業を実施するために
3.事業終了後の手続き・報告書作成のポイント
4.補助金受給のトラブル事例
5.補助事業の実施に役立つ各種支援制度
自分の話す時間は70分ほどで、全体で90分のセミナーです。
なお、このセミナーについては、東京商工会議所のホームページには出ていません。参加者をクローズにして、商工会議所・渋谷支部で把握している採択事業者に限定して案内しているようです。
小規模事業者持続化補助金、採択後の手続き
この補助金は対象が小規模事業者で、補助金受給に慣れていないことについて、商工会議所の事務局も十分に認識しているようで、手続きはだいぶ簡素化されています。
ものづくり補助金だと、採択された後に「交付の為の手続き」が必要になります。採択は計画の内容自体が問われ、交付の段階で補助金事業の具体的な進め方、費用支出が問われますが、この補助金では採択と交付が同時に行われます(申請時に交付申請書も一緒に提出)。また、中間の検査などもなく、使ってしまったら完了報告を提出して終わりです。
ただ、経費の支出については証拠書類が求められますし、証拠書類については順序よく並べるような指示もあります。
このセミナーではそういった煩雑な部分をご説明いたします。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
今日はたまたまですが、午後からオフにしました。世間のプレミアムフライデーと重なりました。