自分一人で仕事をしていると、「働き方改革」も自分でやる必要があります。自分は30歳の時に過労で身体を壊したこともあり、働きすぎにならないよう心がけています。
忙しい=心を亡くす
中小企業診断士として独立したばかりのころ、独立して早々あちこちからお仕事をいただきました。12月初旬に会社の有給消化に入ったのですが、「年を越せるのかな?」という状態になり、「忙しい」を連発していたら、先輩から「忙しいという字は、りっしんべんを亡くすと書くもので、りっしんべんは心を現すものなんだ。忙しいのも良いけど、義理を書いたりしたらダメだよ」と助言してもらいました。独立してから大事にしている言葉です。
働き方改革
世の中は「働き方改革」というキーワードで、長時間労働が忌避されているようです。自分の場合は誰も「帰れ」とは言いませんし、休日出勤、帰宅後の仕事も自由です。そして、実際にそのように仕事をすることもあります。
逆に、メリハリを付けることも重要かなと思っています。朝はよほどのことがない限り7時前に起きることはないですし、メールの返信なども9時過ぎからです。そして、何もない時は17時に上がるようにしています。特に夜の予定がなければフィットネスクラブに行って身体をほぐします。
仕事は面白いがそこそこに
ホリエモンの本で帯のところに書いてありましたが、「仕事が一番面白い」というのは事実だと思います。特に、サラリーマンでなく、自分で好きな仕事をしている人は皆同じでしょう。
ただ、いくら好きでも限度はあります。自分の場合は、事務所にいるのは外出先から戻った時は遅くても20時まで、昼からいる時は19時に設定しています。また、やむなく休日出勤もしますが、半ドンにして14時には上がっています。
売上と時間は比例しない
長い時間仕事をすればするほど、売り上げが上がるという考え方もあります。自分も付加価値が低い仕事をしている時はそうなります。自分で考えて仕事を作っているのではなく、人の仕事を力技で締め切りに間に合わせる時は、時間に比例して作業が進んでいきます。
逆に、自分が考えて仕事の枠組みを作っているときは、それほど長い時間は集中することができません。何もない時は17時上がりというのが丁度よい位です。
働き方改革と言われていますが、付加価値の低い仕事しかしていないのに、単に労働時間を減らせばアウトプットの量が減るだけですので、売上が減ります。
逆の発想で、時間を減らす分、質の高い仕事をすると考えて取り組んでいます。
自分のコンサルは2時間確保してもらうことが多いのですが、実際は2時間もかかることがなく、その日に決めるべきことがさっさと決まると評価いただいています。新事業展開やら、何か新しいことをお考えでしたら、一度ご相談ください。
◆自己紹介
私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。
・これから創業したい
・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい
・フランチャイズに加盟してみようかと考えている
こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。
あとがき
昨日の甲子園球場でのクライマックスシリーズ、大雨の中、野球とはいえないスポーツが展開されていました。そんな中、集中して打席に立っていた筒香選手、流石だと思いました。