「鉄人」と呼ばれた元アスリートのの早すぎる死去、事業承継も60代から準備が必要

今日、衣笠祥雄氏の死去が報じられました。現役時代は「鉄人」と言われていた選手だけに71歳という早すぎる死去に驚きました。現場感覚では、70代になっても経営を担っている方が多いので、事業を引き継ぐという事については早めに動いた方が良いと改めて感じました。

経営者引退の年齢

2012年に中小企業庁が野村総合研究所に委託したアンケートに「経営派の平均引退年齢」の推移があります。小規模事業者では70.5歳、中規模の企業では67.7歳ということです。

今回無くなった衣笠さんは71歳、星野仙一さんは70歳、自分の父は67歳でした。衣笠さんや星野さんは癌を患い、最後の方は闘病しながらの生活だったと思います。自分の父は64歳で認知症を患って、何とか生前に廃業させることができましたが、2年近く掛かりました。そう考えると、平均70歳での引退というのはリスクがあるなと感じます。

 

引退が遅い理由

引退が先延ばしになってしまうのは、「任せる人がいない」ということだと思います。ただ、引き継ぐ相手が親族なのか、従業員なのか分かりませんが、①引き継ぐに値する事業にすること、②引き継ぐ相手を作ることが経営者の責任なのだと思います。逆に、最初から承継する意志がなければ、70歳よりも早く引退できているような気がします。

70歳になると周りも引退し始めますので、「そろそろ自分も」と思っても不思議はありません。ただ、会社は経営者の私物ではありませんので、組織を作って運営しているのであれば、早めに次に引き継ぐべきでしょう。

 

事業承継の対策

どの会社にも経営者の交代という場面は訪れます。経営者の年齢が低くても、経営者に重大なトラブルが起こる可能性はありますので、経営者は「自分の次」を考えておくべきでしょう。災害に備えた災害時のマニュアルを作成している企業も多いと思いますが、実際に経営者の不在を想定している企業がどれだけあるかは疑問です。事業承継と言うと大げさですが、経営者不在の場面を想定したシミュレーションはどの企業にも共通だと思います。

自分が推奨したいのは、事業承継にあたってどういう問題点や課題があって、どのように取り組んだ方が良いのか外部の意見も聞いてみることでしょう。

最近は公的機関でもそういった相談を受け付けるようになっていますので、積極的に助言を求めてはいかがでしょうか。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

特に得意なのはサービス業、リサイクルビジネスです。

このブログは情報発信のために平日はほぼ毎日書いています。

 

あとがき

鉄人と言われた衣笠さんが死去、改めて癌の怖さを感じました。