ものづくり補助金、とある信用金庫からの依頼分について、申請書を作成、先方に連携しました。先方の印鑑が必要なので、今日、明日がタイムリミットでした。
補助金申請には認定支援機関のハンコが必要
補助金の申請に関して、地域の中小企業支援機関の関与が必要とされています。当社も認定支援機関ではありますが、金融機関から紹介された案件について、先方の名前で提出したいという要請がありました。
申請書は出来ていますし、こちらでハンコを押せばすぐに出せるのですが、先方の顔を立てることにしました。
申請書の内容をご理解いただくために
通常は申請書、登記簿謄本、決算書、補助事業で購入する機器の見積書などを6部用意して、受付をしている事務局に送付します。
ただ、申請書の一番後ろに「認定支援機関確認書」が付いています。自分がハンコを押すのであれば、コメントも出来ていますのですぐに出来上がりますが、申請書作成に全く関わっていない方に手早くハンコを押してもらうため、申請書のサマリを添付しています。
申請書のサマリ
実際の申請書にはサマリは必要有りません。金融機関のために一手間かけて、相手から一日も早くハンコをもらうための工夫です。今回の取組内容、事業者の事業環境と認識している課題、課題解決の取組、課題解決後の優位性、サービスガイドラインとの関係など、申請書作成のお作法に基づいてまとめたものを1枚にまとめています。
締切2週間前に金融機関に対する締切がある
申請には締切がありますので、金融機関から「確認書」をもらうためには、締切の2週間前に出さないとスケジュールが危なくなります。今回は何とか対応することができました。ただ、当社も支援機関ですので、あまりにも無茶なスケジュールであれば、こちらでハンコを押して提出するしかありません。
本来、申請書は事業者が作成するもので、認定支援機関はその手伝いをするのです。他の支援機関のために締切の2週間も前に提出を余儀なくされるというのは、認定支援機関制度の趣旨とは外れているように感じます。ま、丸投げしてくれるおかげでこちらの仕事にはなっていますが。
周囲を見ていると、今回のものづくり補助金は相当競争率が高そうです。ベストは尽くしましたので、後は良い結果が出るのを祈ります。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
昨日、今日の好天で桜が一気に開花しました。ちょうど週末に見頃になりそうです。