事業承継支援の冊子を共著で執筆しました

自分の専門分野を広げるために「事業承継」の研究会に入っています。ちょうど1年前にグループで書いていたことが冊子になりました。商業出版されるものではありませんが、形にまとまったのは嬉しいです。

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事業承継支援ノート

この冊子は、東京都中小企業診断士協会の事業承継研究会のメンバーで作成しました。自分一人で作ったものではなく、多くのメンバーと一緒になって作りました。事業承継の支援には弁護士さんや税理士さんも関わってきますので、そういった専門家も加わって執筆しています。

 

事業承継への想い

自分の親は自動車の修理工場を経営していました。親が体調を崩したのと、業績不振のために承継でなく廃業する事にして、多くの方の支援を受けました。その時に自分も経営者を助ける仕事をしたいという想いがあり、中小企業診断士の資格を取得しています。

実際、事業承継については、親が自営業であれば多くの方にとって身近なテーマになりますので、支援したいと考えている専門家の方は多いと思います。

 

事業承継時の中小企業診断士の役割

事業承継を行う際、中小企業診断士の役割は、①経営者の判断を助けること、②様々な専門家の役割を整理すること、③次の経営者のサポートをすることになります。

事業承継は早ければ早いほど準備期間ができるので、経営者が事業承継に本腰を入れて取り組んでもらえるようサポートを行い、専門家の具体的な役割と費用を明確にすること、そして、次代の経営を担う方と今後の計画を立てることになります。

事業承継といっても様々な問題が起こりうるものですし、準備によっては経費や税金を節約することができます。中小企業診断士だけで全てが解決するものではありませんが、アドバイスすることは十分に可能です。

事業承継をお考えであれば、是非ご相談ください。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき

冒頭の事業承継ノート、商業出版のような豪華な表紙ではありませんが、中身は充実しています。自分も携わることができて良かったです。