フランチャイズを検討している企業の方から問い合わせが多いのはマニュアルの作成です。「無いとフランチャイズ展開できませんか?」と聞かれるのですが、「必須です」とお答えしています。
マニュアルとは
マニュアルは業務の手順を文書化することです。業務手順については、文書でなく映像でも良いのですが、文書の方がいつでも見られて便利です。
最も、文字ばかりのマニュアルでは書いてあることがよく分かりませんので、文書+写真で説明していきます。
マニュアル作りの意味
マニュアルは業務のやり方を説明するものなのですが、説明を文書化することに意味があります。一つの業務について、店長と副店長がそれぞれのやり方で行っているのであれば、それをどちらかに揃えるのです。現場の創意工夫でいろいろなやり方ができてくるものだとは思いますが、どちらのやり方が効率的なのか、誰でも作業がしやすいものなのかについて社内で確認することが重要です。
業務のやり方をよりよいやり方にそろえていくこと、それがマニュアル作りの効果といっても良いでしょう。
マニュアルがないことの危険性
マニュアルがないと、店舗ごと、従業員ごとにいろいろなやり方というか流派ができてしまいます。やり方が決まっていないと、良くないやり方に対しても指導することができません。その結果、手抜きというか、従業員が変わるとサービスの仕方が違ってくることがあり得ます。
いつもオーナーや店長が指導できるのであれば良いのですが、多店舗展開していくということは他の人に運営を任せるということですから、業務の手順は決めておいた方が良いのです。
これは、フランチャイズで他の人に運営してもらうときはもちろんですが、直営展開にする場合も同様です。
多店舗展開は、業務手順を決めて同じように運営していくことになりますので、組織が大きくなる前提として業務のマニュアル化が必須になるのです。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
・補助金や事業計画のサポート
・売上増加につながるご支援
難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
週末は梅雨前の好天でした。日曜日は自転車に乗って野球観戦に行ったので、日焼けして顔が真っ赤っかになってしまいました。。。