経営課題をハッキリさせることが成長につながる〜経営にも外部の診断が有効

公的機関の相談員をしていると、いろいろな経営者とお話する機会が多いです。限られた時間の中で、経営者の核心に入る質問をすることが求められます。

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中小企業診断士は経営者のお医者さん

中小企業診断士でなくても、経営コンサルタントと言われる方は沢山います。経営者にとって役立つソリューションをお持ちであれば、誰でもコンサルタントとして活躍することは可能です。

ただ、中小企業診断士は試験に通るための勉強をしてきていますので、経営に関する知識を広く浅く持っています。そして、表面的に起こっていることの中から経営課題をお示しすることを得意としています。

 

経営課題とは

経営者のお悩みは「売上が落ちてきた」とか、「資金繰りに苦労している」という形で現れ、相談に来られることが多いです。

ただ、売上が落ちてきたといっても様々な要因があります。競合店の出現が原因と経営者が言っていても、それだけでは改善しようがありません。
経営者が改善出来ることとして、そのお店でできることを洗い出していきます。品揃えの問題かも知れませんし、接客の問題かもしれません。又は、お客様の求めているサービスが掛けているのかもしれません。
少なくとも、競合店のせいにしていていも解決はできませんので、根本的なところを改善していくことが必要です。経営者が取り組んで行くべきことが経営課題になります。

 

実際のケース

本当に経営課題を明らかにするには外部環境、内部環境をそれぞれ調べていくことが必要です。ただ、それには時間もかかるし費用もかかりますので、経営者ヒアリング+財務諸表のチェックで仮説を立てて、実際に企業様を訪問したり、公表されている調査や統計を集めたりして仮説を検証し、具体的な解決に向けた方向性をお示しすることになります。

そこで、実際に解決するという場面では、別の専門家を紹介することもあります。例えば、ホームページを実際に作ったり、チラシのデザインを考えたりというところでは、その分野に強い専門家に依頼して解決していきます。

 

経営者が具体的に経営課題を絞り込んでいれば、最初からその分野の専門家に依頼すれば良いのですが、問題が複合的にからんでいる場合が大半ですので、優先順位を付けながら解決を支援するのが中小企業診断士です。何か気になることがございましたらご相談ください。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

明日から3連休。自分は半分仕事、半分遊びです。