初めての創業、資金計画をプロに診てもらった方が良い〜生き残る経営

良い物件が見つかったという創業の相談を受けました。一番大事な資金計画に者について相談したいということでした。

5f7379ba2228551dd75e088c7fdfeade_s

創業時に考えること

会社員から事業主になるにはいろいろと考えなくてはならないことがあります。一番大きな事は、「自分でやることを決める」ことです。

創業者はビジネスにさえなれば好きなことをやって良いのですが、やらなくてはならないことの一つにリスクのシミュレーションがあります。

 

リスクシミュレーション

事業計画を立てる際には不確定な要素が沢山あります。実際に「やってみないと分からない」こともあります。ただ、最悪の場合を考えて、どこまで収支計画と乖離することができるかを考えて置いた方が良いです。

「半年で単月黒字」になるという予測をしていても、実際には黒字化するまでに9か月かかるケースもあります。予め試算していれば、備えをすることができます。

 

P/Lを試算する

・売上

具体的な客数、単価、提供商品を検討していきます。フランチャイズ創業で多いのは、本部の売上予測を鵜呑みにすることですが、自分で通行量を見た上で客数を見積もった方が良いです。

 

・費用

家賃や人件費、売上原価など、実際にかかりそうな費用を見積もっていきます。売上よりは見積もりやすいです。

 

売上と費用を元にP/Lを作成します。

 

現金残高の試算も行う

P/Lができれば、資金繰りは作る事ができます。こちらは入金のタイミングを実際に入ってくる時期に合わせるだけです。末締めの翌月末入金、クレジットカードからの入金の翌月ズレなどを考慮すれば、入金予定はできます。支払い予定は、月ズレになるのは請求書払いのものだけですので、PLの費用欄の項目の大半は同じ月の支払いになるはずです。

 

どんなに良い商材やサービスでも、ビジネスモデルであっても、手元資金がなくなればビジネスは継続できなくなります。資金計画は第三者にみてもらうことをお勧めします。

当社でもスカイプを使って安価・お手軽にアドバイスできますよ。

 

=====

私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

自分は創業の相談が大好きです。自分でリスクを払ってやってみようという方は応援したくなります。