フランチャイズに加盟すると有名チェーンに加盟して、チェーンの名称を使うことができます。セブンイレブンやマクドナルドなど、誰もが知る名称を使えるようになるのですが、その分義務も発生します。権利と義務についてまとめてみます。
フランチャイズ加盟で得られる権利
冒頭にも書いたように、ブランドとなっている名称を使うことができます。見た感じも同じ外観の店舗で営業するのが一般的ですので、例え業界未経験のオーナーが開業しても、利用する人はノウハウが豊富な大手チェーンの店舗という認識をします。
その他にも、店舗をオープンするまでの研修、店舗の運営マニュアルの提供、スーパーバイザーによる継続的な指導などを受けることができます。また、競合店が出てくるでしょうが、強力な本部であれば、競合に負けない商品を開発したり、広告宣伝をしたりというサポートをしてくれます。
フランチャイズ加盟に伴う義務
義務の最大のものは、フランチャイズ加盟に伴う加盟金と、ロイヤルティという月々の支払いになります。お金で権利を買うので当然と言えば当然ですが。ロイヤルティについては、固定額の場合もあるし、売上の5%など変動の場合もあります。
そして、加盟するときに契約を締結するのですが、契約内容は多岐にわたって、加盟者を拘束する内容になっているのが一般的です。契約で縛らないと、商品はどこから仕入れても良いし、別の看板を出しても良いなど、チェーンとして統一性を保てなくなります。縛りについては致し方ないのですが、縛られることのリスクについては認識しておく必要があります。
まとめ
フランチャイズは大手チェーンの知名度やノウハウを活用できますので、加盟のメリットは大きいです。ただ、メリットと同じだけデメリットもあります。契約内容については専門家の確認を受けた方が良いでしょうね。