フランチャイズのモデル収支を検討しよう④売上の変動

売上予測はどれだけ儲かるかというシミュレーションも可能ですが、逆にどれだけ売上を落としても大丈夫かシミュレーションすることもできます。月によっては売上がふるわないこともあると思いますが、ここまでは減っても大丈夫という心づもりができます。

2f3bdb5845be8cc6611e96568edd7534_s

変動費と固定費

月々かかる費用の中には、売上によって変動するものと変動せずに固定のままなものがあります。例えば、家賃や人件費は売上が出ようが出まいが必ずかかりますので、固定費です。逆に、モノを売る商売であれば、モノが売れなければ仕入れたものは手元に残ったままです。売上が発生して、仕入れ分という原価が計算されますので、変動費になります。

フランチャイズで言えば、小売業は変動費の割合が大きく、サービス業は変動費がほとんど無くて固定になります。

 

実際のモデルで考える

収支モデル

これは飲食店なので、小売とサービスの中間になります。売上原価は食材のみで、その他は固定費になります。

この場合は、売上が1割減って450万になれば、売上原価も1割減って135万になります。ただ、人件費や光熱費は売上の増減に比例しないので固定で掛かります。したがって、経費合計は300のままです。

売上が1割減ると、売上450- 売上原価135-経費合計300で手元に15万しか残らない計算になります。まだ黒字ではありますが、これでは心許ないという判断になります。

 

損益分岐点売上

このモデルだといくら売上がないと赤字になるのでしょうか?

その計算式は 固定費÷(1−変動費率)です。この場合の変動費率は30%になりますので、 300÷(1−0.3)≒428.6万円と計算できます。
※変動比率 変動費(商品原価)150÷売上500= 30%

→この公式は、売上が発生するごとに粗利(売上ー売上原価)が出るのですが、どれだけ粗利を出せば固定費を賄ってくれるのかという計算式になります。

428.6万円については、もともとの売上予測500万円の85.7%になりますので、予測していた売上が85.7%までしかいかないと、収支トントンになってしまいます。

そのため、売上がそれ以上に落ちそうになったときにはアルバイトさんの出勤を控えて貰うなど、経費の調整が必要になるのです。

あとがき
家のドラム式洗濯機が調子が悪くて修理に来て貰いました。本当に直るか半信半疑でしたが、とても調子が良くなりました。
ただ、普段から特殊なノズルを付けて掃除機で掃除していないとダメと言われました。私はその掃除を4年間に1回もしていませんでした。そもそも、そんな掃除をしないと詰まってしまう設計に問題があるんじゃない?と突っ込みたくなりました。