日経新聞のwebサイトを開いて、日経平均株価が27年ぶりの10営業日連続の上昇を達成したというニュースをみました。2012年途中まで1万円以下でしたから、3年弱の間に倍の価格になりました。
会社員時代の株式投資
私も会社員時代は株式投資をやっていました。そのころは日経平均が8000円位。ライブドア事件もありました。急に注目を集めて、出来高が急増した株で割安な銘柄を狙って購入し、少しずつ利ザヤを稼いでいました。しかし、含み益ができていても、年に何回かの暴落で含み益が吹っ飛ぶということを繰り返していたので、最終的な損益はトントンでした。
会社員として収入が固定されているときは、それ以外の所で収入を得る手段として、ミドルリスクミドルリターンを得る手段として、株式投資は非常に面白かったです。
(逆に理屈なしで短期的な相場が動くFXは馴染めませんでした)
自営業になってからの株式投資
しかし、自分が独立開業してからは株式投資に興味がなくなりました。
会社員時代は月の収入が決まっていたので、支出をコントロールすれば株式投資の資金は捻出できましたし、会社に行っている以外の時間は好きなことに使うことができました。
ところが、自営になってみると、収入の増減は激しいので、投資に定期的に回す余裕はなくなりました。まとまったお金ができたら住宅ローンの繰り上げ返済に回した方が、将来の利払いをカットできるという意味で確実なリターンがあります。また、時間は有限ではありません。限られた時間は自分の能力を高めたり人脈を広げることに使った方が、売上の向上に直接つながります。
株式投資をしていれば3年間のうちに資産が倍になるとわかっているなら投資もしますが、先の見通しは全くわかりません。ある日、急な経済恐慌が起こる可能性もゼロではありません。そのため、株式投資よりも自分投資に時間を使っていました。
ただ、確定拠出型年金はやっていますので、株価上昇の恩恵を受けました。3年前は投資額に対して3割減だったのが、今では投資額に対して2割増に転じました。日本株式以外にも投資していますので、日本株が倍になったペースに比べるとリターンが低いですが、アベノミクスの恩恵は受けられました。
確定拠出型の年金は掛け金と、購入する商品の比率を決めることはできますが、60歳までは引き出すことができません。否応なしに長期投資になりますので、一喜一憂してしまう自分にとっては良い制度だと思います。
これから起業を考えていらっしゃる方も、株式投資という他人頼みの資産運用より、自らの力でビジネスを作っていこうと思われていることと思います。フランチャイズを活用しての独立開業、心から応援しております。
あとがき
今日は研修の仕事で寮に宿泊しています。2年前にこの寮に泊まった時は3G回線での作業だったので不便でしたが、LTE回線が普通につながるようになり、プリンターやスキャナーが無い以外は自宅と全く変わらない環境です。