今年は行くことが出来ませんでしたが、この週末に先輩方が行って来られました。自分が２年前に行ったときの印象を中心に書いてみます。
マカオ政府の後援イベント
マカオという地域において、フランチャイズＥＸＰＯは政府上げてのイベントでした。前夜祭では多数の人が集まって基調講演などが催され、ディナーパーティが用意されます。同時通訳で英語が入るのですが、フランチャイズは先進的なシステムであり、雇用を創出して未来を作るという内容のスピーチがなされていました。
私はフランチャイズ研究会という組織のメンバーとして参加しましたのでＶＩＰ扱いをしていただきました。国内ではＶＩＰ扱いされたことがないのに・・・
イベントに出ているフランチャイズ
２年前の話ですが、展示会に出ているのは小売りと飲食がほとんどでした。サービスについてはわずかでしたが、香港から公文が出ていました。公文は全て現地のスタッフで日本語の分かる人はいませんでした。サービスについては不要不急のサービスと捉えられ、小売や飲食ほどの必要性が薄いのでしょう。ただ、社会が豊かになればなるほど必要とされるようになるので、現地の事情を踏まえた上でのサービスが増えていくものと思われます。
小売では、日本や韓国の食材を扱うフランチャイズが多かったです。特定の商材を大量に取り扱い、品揃えや価格でメリットが出るのがフランチャイズのメリットですので、確かに夢を与えてくれるビジネスです。飲食も同様で、ローカルフードでない部分のチェーンが多かったです。こちらはタイやベトナム料理などの本部もありました。日本のフランチャイズだと、成熟化した市場ということもあって、ローリスクで小さく始めるタイプが多いのですが、東南アジアだと面白い商材やビジネスだとどんどん広がっていくという確信があるのでしょう。日本の展示会よりも活気があります。
会場はベネチアンホテルというところで、ホテルだけれども東京ビッグサイトがくっついているようなイメージです。人口５６万人のマカオですので、マカオだけではなく、東南アジア全体を見据えてのイベントという印象でした。
観光業界でMICEという用語がありますが、コンベンションを開催すること、誘致することによって多くの人が集まります。マカオはカジノもありますし、観光が最大の産業です。巨大なホテルが林立していて、圧巻です。
あとがき
先輩方が今週末に行かれていたのでこのネタを書いてみました。ただ、２年前の内容ですので、年々パワーアップしていることと思います。どんなイベントか興味がありましたら、こちらのサイトを見てみてください。
