私は中小企業診断士ですので、フランチャイズを活用した創業、既に開業している企業の補助金申請などを生業としています。創業支援の事業をフランチャイズ展開というニュースを読んで大変興味を持ちました。
ターゲットは認定支援機関の税理士法人
創業支援やインターネット広告配信を手掛けるシェアードバリュー(岡山市)がフランチャイズ展開を始めるそうです。同社はもともと創業希望者が金融機関などに提出する事業計画書の作成や創業後のコンサルティングを手掛けていて、代表の方は中小企業診断士であるようです。代表以外のスタッフはwebデザイナーなどで、支援先のホームページ作成やネット広告をサポートしているようです。
FCに加盟した法人からは加盟金と専用ホームページ・ロゴの使用料など、初期費用の合計は100万円ということです。ロイヤルティーは月額5万円。支援契約が成立したときの収入に加え、税理士法人の場合は顧問契約も見込めるというビジネスモデルです。
中小企業支援ビジネスが広がっていく予感
私は中小企業診断士ですので、中小企業支援という軸に沿って、コンサルティングサービスを提供しています。ただ、この1週間ほど「経営改善計画策定研修」という研修に参加してきたのですが、この研修に参加しているのは中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士と行った士業に加えて、民間資格を所有されている方や会社からの派遣で来られている方が多数でした。この研修に参加して認定支援機関を目指すということは、中小企業支援を業務としてやっていこうということの現れです。
中小企業支援は特定士業の独占業務ではありませんので、切磋琢磨しながら取り組んでいきたいと思います。このフランチャイズサービスについても注目していきたいです。
あとがき
本文でも書きましたが、今日で17日間におよんだ経営改善計画策定研修の理論編が終わりました。最後に受けた試験に合格したら、10月の実践編の研修に参加して試験に受かれば、晴れて認定支援機関に登録できます。まだ試験の結果は出ていませんが、10月の研修に参加するのが楽しみです。