計画を立てなくてはゴールが無い。経営計画の重要性について

時間は有限のものです。限られた時間で何かを成し遂げるには、成り行きでは効率が悪く、計画を立てて着実に行っていくことが有効です。多くの経営者にお会いして、必ずお話しさせていただくこと、経営計画について記してみます。

1484c67acb674197be27d73f13de725c_s

計画の意義

計画を立てる最大の意義は「ゴール」が明確になることです。目標をどこに置くかがはっきりと決まります。

子供の頃の夏休みの宿題が良い例です。夏休みの宿題をやるには、1日、2日頑張ったところで無理なので、7月中に半分くらい終わらせようとか、お盆休みに田舎に行くまでには終わらせようとか、漠然と目標を立てるはずです。

どこをゴールにするのか、自分の力量からどのようにすればそれが出来るのかを考えること、それが計画を立てる際の意義です。

 

計画は達成するために作られる

計画を立てることのメリットは、ゴールへの道筋を考えられるようになることです。なんとなくゴールに向かっていても、他にもやることがあったりして、ゴールを達成することはできません。どうやったらゴールにたどり着けるのか、そのために何をしなくてはならないのかを認識して、ゴール達成の道筋を作ることでしょう。

経営計画の場合は、3年後なり5年後の目標を決めて、その目標に向けて数字を積み上げていきます。そして、数字は空論ではなく根拠を元に作っていきます。それがアクションプランです。アクションプランを確実に実行する、実行しても効果が無いときは振り返りを行って、実行できる具体的な行動に落としていきます。

目標を立てずに漫然と経営していても成長はおぼつきません。目標を立てて、目標達成に向けた行動計画を作り、計画を確実に実行していくからこそ、成長があるのです。

 

会社の成長のため、会社の経営の立て直しのため、経営計画の作成には大きな効果があります。是非、身の回りの専門家に相談してみてください。

 

=====

私、山下哲博は資金調達サポートとフランチャイズを専門分野とする小規模事業者のビジネスサポーターです。資金調達のため、創業計画、経営革新計画、経営改善計画など、様々な計画作成のお手伝いを行っております。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

中小企業診断士の資格取得を目指して一緒に勉強していた仲間が亡くなりました。まだ48歳、一緒に勉強していたのは9年ほど前でした。心よりご冥福をお祈り致します。