中小企業診断士の提供できるサービス〜経営者のサポート、経営資源の充実

今日、経営者の相談に乗っていながら考えました。自分の提供しているサービスは何なのかと。

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士業のサービス

士業といわれる、資格を持った専門家のサービスには独占業務があるのが通常です。例えば裁判沙汰になったとき、被告人に代わって主張を弁護できるのは弁護士だけですし、税務申告のお手伝いをすることが出来るのは税理士だけです。

特定の専門分野のサービスを提供するには国家資格が必要であり、資格を持っていない人が行ったら罰せられます。

 

中小企業診断士のサービス

自分が保有している中小企業診断士という資格は独占的な業務分野がほとんどありません。例外的に産業廃棄物業の更新申請をするときに経営診断ができるのが独占業務ですが、その業務をやっている人は周りにいません。

そのため、研修の講師、セミナー業、執筆・調査、公的機関での仕事、コンサルタント業など幅広く仕事しているのが実情です。

 

中小企業診断士の強み

中小企業診断士は会社経営のコンサルタントとして期待されている国家資格です。しかし、会社経営や業務改善については、資格がなくてもコンサルタントすることが出来ます。その点は、資格を持っているアドバンテージはありません。

ただ、資格を所得する過程で会社経営について幅広く勉強しますし、思考のプロセスについて鍛えられます。バックグラウンドや得意分野は人それぞれですが、人前に出られるだけの勉強をしてきているのが中小企業診断士の強みです。

 

中小企業診断士がお役に立てるところ

経営者が方針を決める際に、様々な意志決定方法があると思います。ただ、経営者一人で判断するだけでなく、中小企業診断士を活用することで様々な情報を収集して、情報を元に何かしらのご提案をすることができます。

また、経営に必要な資源、「ヒト・モノ・カネ」についても広くアドバイスできます。従業員の教育やチーム作り、商品の磨き上げ、資金の調達、どれも大事なことです。会社の戦略を決め、経営に必要な資源を揃えることが経営者の役割ですが、そのことについて広く助言することができるのが中小企業診断士です。

 

どんなに優れた経営者であっても、全く外部の人間から会社経営を見ることで新たな発見があると思います。また、環境の変化が激しい分、常に新しい知恵を入れながら経営に当たっていかないと変化についていけなくなる可能性もあります。

人間に健康診断が必要なのと同じように、会社経営も定期的に外部の人間から見てもらったらいかがでしょうか?機会がありましたら、是非ご相談ください。

 

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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。

・補助金や事業計画のサポート

・売上増加につながるご支援

難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

6月が終わり、我が社は上半期終了です。明日、中間の締めを行い、下半期の事を考えます。