クルマのオーディオ故障で夕方からディーラーに修理に来ました。そのディーラーは大規模なお店の繁盛店。いつもと違う光景がありました。
トヨペットの繁盛店
自分がいつも行っているディーラーはそこかしこで新車販売の商談をしているのが普通です。ただ、今日はノーゲストでした。4人テーブルが9つ、丸テーブルが1つ。誰もいなくてがらーんとしていました。
ディーラーが空いている理由(仮説)
①平日だから空いている
②トヨタの車に興味ある人が減っている
③ディーラーに行く理由がない
考察①:平日だから空いている?
これは確かにあるでしょう。平日の水曜日、午後5時半でしたので、商談の方は終わっていたかもしれません。ただ、自分も修理は一日も早い方が良いと思ったので夕方に駆け込みました。そういう人は他にもいるような気がします。
このディーラーに平日行ったのは初めてではありませんが、これまでは週末ほどでなくても混んでました。
考察②:トヨタ車に興味ある人が減っている
日本で一番新車販売が多いのはトヨタです。その販売力は他メーカーを圧倒しています。ただ、ディーラーに入ってみると、目玉といえる車両はプリウスとアルファードかなというところです。
プリウスは納車が間に合わない位売れていますが、先を争って買う車ではありません。また、アルファードは新車で500万円位しますので、買う人が限られている車です。自分だったら、その金額を出すならレクサスを買います。
考察③:ディーラーに行く理由がない
ディーラーに行くのは、車の買い換えや修理といったところだと思いますが、トヨタについては、車の買い換えを強く促す理由が見当たりません。
自分が注目しているのは「運転の自動化」で、高速道路で前車のスピードに合わせたクルーズコントロールが備わった車には強い興味があります。
日産やスバルは積極的に取り組んでいますが、トヨタは保守的というか、運転の自動化にはあまり積極的ではありません。もっとも2017年までには新しく販売する全ての車種を自動ブレーキ付にするという発表はされていますが。
自動車はオワコンか?
都市部では車は必需品ではありませんが、地方に行けば無くてはならないものです。ただ、こだわって乗る人は減ってきています。軽自動車やコンパクトカー、ミニバンと家族構成や使い方によって車が違うだけで、車に対するこだわりは薄れてきています。
一方で、最近のクルマは耐用年数が延びています。滅多なことでは壊れません。
こんなこともあって、平日の自動車ディーラーはトヨタであっても来客が少ないのだなと改めて感じました。新車ディーラーにとっては厳しい環境といえそうです。
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私、山下哲博は店舗ビジネスの発展支援と資金調達サポートを強みとする、小規模事業者向けのビジネスコンサルタントです。
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難しいことを分かりやすく、経営者の右腕になるべく帆走型のサポートを行っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
あとがき
今回故障したのはCDチェンジャーで、修理に6万円ほどかかるとか。新品買った方が安いように感じます。スマホでも十分良い音が出るのですが、車内での音楽は妻の楽しみなので仕方ありません。