カレーにつづいてとんかつも海外進出。和食の海外進出ブーム

『とんかつまい泉』のホームページを見ていると、タイやフィリピンに店舗を展開しているそうです。カレーチェーンのCoCo壱番屋が海外進出の意味合いもあってハウス食品の傘下に入ったという報道もありましたし、和食チェーンの海外進出が進みそうです。

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とんかつは国際食?

とんかつに似た食事は海外でも食べることができます。ヨーロッパに行くと「ミラノ風カツレツ」と訳される料理をドイツでもイタリアでも食べることができます。特に、ツーリストメニューというか、観光客の多いよろずレストランみたいな所に行くとメニューにあることが多いです。

とんかつは厚切り肉で粗めのパン粉で揚げますが、カツレツだと薄い肉にパン粉を薄く付けてさっと揚げる。この位の違いですので、国外でも好まれる料理であることは間違いありません。

 

和食がステイタスに?

「食」をテーマにしたミラノ博覧会で、日本館が展示デザイン部門で金賞を受賞したというニュースが伝わってきました。この博覧会で、日本館は四季折々の農村風景をCGで写したり、和食の知恵を体感できるコーナーを設置して人気を集めていたようです。

もともと、海外で和食は人気が出てきているのですが、食事の美味しいイタリアで和食が人気を集めるとなると、これまで以上に和食の印象が良くなり、高級食として受け入れられていくかもしれません。

 

とんかつが1000円でも売れる

冒頭のフィリピンでは、『とんかつまい泉』の地元企業によるフランチャイズ展開によって、今年の8月に1号店を出し、その後も順調に増えて3ヶ月間の間に3号店まで出店したようです。計画に対して売れ行きは3割増で、来年にも2店舗出るようです。とんかつ定食が400ペソ(約1,040円)という設定は地元の方にとっては割高ですが、それでも人気があるようです。

 

ラーメン、カレー、とんかつ・・・和食の人気は続く

日本の外食チェーンの海外進出といえばラーメンが有名で、カレーもこれから本格化しそうです。とんかつについても、「新宿さぼてん」「銀座梅林」なども海外進出しているようですので、海外に行ってもまがい物ではない本当の和食が食べられそうです。

 

 

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私、山下哲博は資金調達サポートとフランチャイズを専門分野とする小規模事業者のビジネスサポーターです。企業の成長戦略をサポートすることで、地域にビジネスの芽が定着できるようお手伝いしています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

あとがき

私は海外に行くと、持ち帰り寿司を買ってホテルで食べることが多いです。米と魚介類、野菜を巻いただけでオイルを使っていないので、ヘルシーに食事することができてお腹にやさしくて良いです。