外食ビジネスウィーク2017に行ってきた〜外食のサポートはすそ野が広い

所属しているフランチャイズ研究会で相談ブースを出していたので、本日行ってきました。試食が多くて楽しい展示会ですが、一歩引いた目線で観察してきました。

外食ビジネスウィーク2017

外食ビジネスウィークは、外食業界の複数テーマの展示会を総称した展示会で,毎年この時期に東京ビッグサイトで行われます。今回は7つのテーマで行われました。

・ラーメン産業展

・そば・うどん産業展

・居酒屋産業展

・カフェ・喫茶産業展

・洋食レストラン産業展(初)

・ホテル・旅館産業展(初)

・飲食店繁盛支援展(初)

以前は、「フランチャイズ独立開業」に関する展示もありましたが、今回は展示会の入替を行って上記のテーマで行われました。

 

出展事業者

この展示会のテーマは、外食事業者でなく、外食を取り巻く周辺の事業者が多く揃うことです。ラーメン屋で出す生麺や生餃子といった食材から、厨房機器、システム周り、その他のコンサルタントなど多くの種類の事業者が出てきます。

自分が気になったのは、税理士などの専門家、M&A事業者、システム事業者などです。

 

ビジネスセミナー

飲食店向けのM&Aセミナーを受講したところ大盛況でした。1店舗で年商が3,000万とか5,000万といった規模であっても、十分にM&Aの対象になり得るようです。

飲食業界は店舗に適した好立地を探していますし、空前の人手不足に陥っています。素早く既存業種を買収できる手段として、M&Aを積極的に仲介する事業者もあるようです。

外部に事業を売却するためには、事業の磨き上げを行ってバリュー

 

相談ごと

ラーメン店のフランチャイズ展開について相談を受けました。手順としては商標を押さえた上で、展開していく原型になる店舗を作って、マニュアルを揃えてといういつもの内容です。

飲食店の場合は「味」を外部に移植できるか、簡単にチェーンを止められないような仕掛けができるかといった当たりがポイントになります。ただ、飲食店のプロデュースは自分単独ではやりませんが。

 

専門家ブース

税理士さんのグループや会社が複数出展されていました。飲食店の決算ともなると、日々のお金の出入りをどこまできちんと記帳してくれるのか・・・。それとも、領収書をもらえれば丸投げでOKなのか・・・。業務代行のニーズは少なからずあるとは思いますが、受注した後も大変そうだなと感じました。

 

飲食業は新規創業も多ければ、M&Aもありで事業承継もありと、新陳代謝が活発な業界です。創業や新事業など、事業計画が必要であればお手伝いいたします。

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、これから創業する方、少人数でビジネスをされている方に特化したビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

・これから創業したい

・ひとりビジネス〜3,4名程度の事業主で相談相手が欲しい

・フランチャイズに加盟してみようかと考えている

こんな方に役立つよう、自分の仕事の中からヒントになるものが有ればよいとブログを書いています。

 

あとがき
外食ウィークは試食、試飲が多い展示会ですが、以前は関係ない高齢者が沢山入り込んで酔っ払っていたことがありました。最近は試飲させるブースは名刺交換を求めるなど、秩序を保つ工夫がされて安心して歩けます。
「最近の年○りは・・・」という印象を抱かずに済むようになりました。