ハリルホジッチ監督解任で感じる、リーダーの資質

サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が解任されたのは昨日のニュースで、さまざま報道されています。自分が感じるのは日本代表チームのリーダーとしては不的確だったのではないかということです。

ハリルホジッチ監督とこれまでの監督

サッカー日本代表の前回監督はイタリアから招いたザッケローニ監督で、選手の自主性を尊重し、ワールドカップこそ結果が出ませんでしたが、それまでの戦いぶりは高く評価されていました。就任当初は海外の強豪国にも勝つことができていましたし、ワールドカップ予選も順当に勝ち抜けました。

その前は岡田監督の緊急就任で、オシム監督、ジーコ監督、トゥルシエ監督とさかのぼります。ワールドカップで結果を残したと言えるのはベスト16に進出した岡田監督とトゥルシエ監督でしょう。マスコミから嫌われていたと言う点では、トゥルシエ監督はハリルホジッチ監督以上に叩かれていました。

 

歴代の監督とハリルホジッチ監督の差

今思い返すと、トゥルシエ監督の時は「フラットスリー」と言われる戦術と中田英寿という絶対的なエースがいました。その後のジーコ監督のときは中村俊輔選手、ザッケローニ監督の時は本田圭佑選手がエースでした。

ハリルホジッチ監督にはデュエル(1対1で負けないことを指すらしい)という言葉はありますが、最後まで何をしたいのかが分からないサッカーでした。もしかすると、1トップに大型の選手を起用して中盤を飛ばして肉弾戦を挑みたかったのかもしれませんが、器用な中盤選手が多い日本チームには合わないと思います。

ワールドカップ直前になって、選手選考が全く読めない状況で戦略も示されずという感じでは、ファンもサッカー協会も選手も納得がいきません。解任は仕方ないでしょう。

通常はこのタイミングで監督を解任したら非難もあるはずですが、「遅すぎた」という批判はあっても、監督をかばう風潮は全くないので、日本代表サッカーの監督には向いていないと言う意見で一致していたのでしょう。

 

代表監督にも経営者にも必要な要素

代表監督も経営者にも共通しているのは、人の上に立つリーダーであることです。代表監督は選手を選考して起用する権限がありますので、選手は嫌でも従いますが、「この監督のためなら」という気持ちは全く感じられませんでした。その点、ジーコ監督やザッケローニ監督の時は人徳というか、「この人の為なら」という人徳のようなものを感じていました。

そして、トゥルシエ監督の時は、エキセントリックな言動がクローズアップされていましたが、選手選考は安定していましたし、フラットスリーというフォーメーションは示されていました。そのため、ワールドカップ本番でレギュラーだった森岡選手が故障しても、代役の宮本選手が遜色ない活躍をしてくれました。

今の代表チームは戦い方が決まっていないので、誰が抜擢されてもダメという状況でした。選手の本来の力を全く引き出せていなかったという点で、監督交代は妥当だと思います。

経営者に求められることも、代表監督に求められることも原点は同じで、少し挙げてみました。

・組織の目標を示す

・どうやって目標を達成するのかを示す

・個々のメンバーのやる気を引き出し、良いパフォーマンスを見せたら評価する

・メンバー選出の理由が明確で、誰もが納得できる

・この人の命令に従えば結果を出せるという信頼感

ハリルホジッチ監督は世界的な名将だったのかもしれませんが、今回の日本代表監督にはミスマッチでした。もっと吟味してから監督は選ぶべきでしょう。

 

自分の専門分野であるフランチャイズ本部の構築については、本部作りを引っ張っていくリーダーを作っていくことに他なりません。ハンズオンで人材育成の支援もしますので、ご興味ありましたらお問い合わせください。

 

 

◆自己紹介

私、山下哲博は、経営革新等認定支援機関の登録をしているビジネスコンサルタント(中小企業診断士)です。

得意分野はフランチャイズの本部立ち上げですが、会社の成長につながる経営計画作り、補助金申請など、ビジネスの成長、新規立ち上げをサポートしています。

・創業時の創業計画、創業融資獲得

・店舗の収支改善、集客、多店舗展開・フランチャイズ展開→ハンズオンで支援します

・資金調達のための事業計画(銀行から言われたら一緒に作成します)

・日本政策金融公庫の経営力強化資金(通常より低利です)

・新しいことに挑戦する経営革新計画、経営力向上計画

・ものづくり補助金など、補助金申請

・会社の成長戦略を描くための早期経営改善計画(費用の3分の2は補助金使えます)

特に得意なのはサービス業、リサイクルビジネスです。

このブログは情報発信のために平日はほぼ毎日書いています。

 

あとがき

4年前の日本代表チームの時は世の中がワクワクしていたように感じますが、今回は全く期待されていません。代表チームの価値を下げてしまった点でも代表監督としては失格でしたね。