フランチャイズ加盟を検討している方には、フランチャイズでノウハウを学んで、その後に自力で事業を立ち上げようと考えているかたもいるかもしれません。
競業避止義務
フランチャイズ契約書には「競業避止義務」という文言が入っているのが一般的です。どういうことかというと、フランチャイズで得たノウハウを、フランチャイズ契約終了後はそのノウハウを用いてはなりませんという縛りです。この縛りは日本国憲法で保障されている「職業選択の自由」に抵触するので、未来永劫というものではありません。それでも、3年位は妥当だろうという判例がすでに出ています。
そのため、ノウハウを持ち逃げすることを考えているなら、フランチャイズには加盟しないで、その他の方法でノウハウを修得するべきです。実際には、その気になればノウハウだけなら修得できると思います。店舗に客としていったり、加盟説明会に参加したりすれば、その本部のことは大体分かるのではないでしょうか。
逆に、努力しても分からない業界であれば手を出さない方が賢明かもしれません。
ノウハウよりも価値のあるもの
ノウハウは努力すればフランチャイズに加盟しなくても修得できるものです。それよりも価値のあるものはブランドです。チェーンの名称が利用者に知れ渡っていることの価値の方が大きいです。ブランドが集客してくれるので、ゼロから立ち上げる際の苦労が全く違います。
商売を初めて一番苦労するのが集客です。私もフリーランスでやってはいますが、やはり集客が課題です。事業のノウハウ何とか身につきますが、利用者に認知されるブランド作りは一朝一夕にはできません。既にあるブランドを活用出来るところがフランチャイズの最大のメリットではないかと思います。
あとがき
本日は下高井戸という京王線のローカル駅で一杯やってきました。都内のターミナル駅と違って地域密着のお店で楽しく、つい飲み過ぎてしましました(汗)